カンザスシティ・チーフスはチームで最高の守備選手を欠いた状態で現地25日（水）に行われるピッツバーグ・スティーラーズ戦に臨むことになるかもしれない。

チーフスがクリスマス当日に行われる試合に向けてスターディフェンシブタックル（DT）クリス・ジョーンズをクエッショナブルとしている。

また、チーフスはライトタックル（RT）ジャワーン・テイラー（膝）をクエッショナブルとし、レフトタックル（LT）D.J.ハンフリーズ（ハムストリング）とコーナーバック（CB）チャマリ・コナー（脳しんとう）を除外した。

ジョーンズはふくらはぎを痛めている。2回の練習を欠席した後、火曜日の練習では制限付きとされていたが、その後にクエッショナブルに指定された。この重要なプレーメーカーを欠くことは、守備コーディネーター（DC）スティーブ・スパグニョーロ率いるディフェンスにとって大きな痛手となるだろう。ジョーンズはインテリアで圧倒的な強さを見せつけるだけではない。ジョーンズがアウトサイドにスライドし、マッチアップを有利に展開する能力を発揮することで、スパグニョーロDCの創造性は高まるのだ。

ジョーンズはシーズン第16週に勝利したヒューストン・テキサンズ戦の第4クオーター序盤に負傷し、その後は一度もプレーしなかった。

テイラーが欠場する可能性があることは、健康状態が万全ではないクオーターバック（QB）パトリック・マホームズにとってさらに悪い兆候だと言えよう。テイラーはペナルティを受けることが多いかもしれないが、パスプロテクションは安定している。T.J.ワットやアレックス・ハイスミス、ニック・ハービックといったラインバッカー（LB）がエッジから突進してくる状況ではなおさら、足首のケガを抱えるクオーターバックにとって、2人のオフェンシブタックルを欠く可能性があることは悪い知らせだろう。

【RA】