雪化粧のハイマーク・スタジアムで、リーグのMVP候補トップ2に上げられる2人の選手を擁するチームが相まみえた。現地19日（日）、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）第3シードのボルティモア・レイブンズと同第2シードのバッファロー・ビルスが、カンファレンスチャンピオンシップへの切符を懸けて戦っている。

早い段階でレッドゾーンでのチャンスをものにしたのがビルズのクオーターバック（QB）ジョシュ・アレンで、2回のラッシングタッチダウンによって確保した優勢を保ち、ビルズが27対25でディビジョナルラウンドでの勝利をつかんだ。

ビルズ守備陣の活躍により、レイブンズはこの試合で3回のターンオーバーを喫した。2回はQBラマー・ジャクソンに対するもので、あとの1回は第4クオーターに、重要な局面でタイトエンド（TE）マーク・アンドリュースにファンブルを強いたものだ。アンドリュースにはレイブンズの最終ドライブで、2ポイントコンバージョンによって形成逆転を図るチャンスがあったものの、エンドゾーンでその手からボールがこぼれている。

ビルズはカンザスシティへ飛び、26日（日）アメリカ東部時間18時30分【日本時間27日（月）8時30分】から、AFC第1シードにつけるカンザスシティ・チーフスとのチャンピオンシップ戦に挑む。

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