7月6日に発生し、ミネソタ・バイキングスの新人コーナーバック（CB）カイリー・ジャクソンと、その高校時代のチームメイト2名が死亡した事故で、女が起訴された。

ワシントン郊外のプリンスジョージズ郡の検察官によれば、コーリー・クリングマンは飲酒または薬物等の影響下での運転に関連する運転過失致死罪を含む13の容疑で起訴されたという。

州検察のアイシャ・ブレイブボーイは、有罪になった場合、クリングマンは最長で30年の禁固を言い渡される可能性があると述べた。

ブレイブボーイ検事は「3人の若者と彼らの家族、ワイズ高校、NFLそしてコミュニティー全体のための正義を求める戦いが、ここから始まります」とコメントしている。

クリングマンが弁護士を立てているかについては、今のところ分かっていない。ブレイブボーイ検事は、クリングマンの逮捕は問題なく行われ、現地金曜日に保釈審査が実施されることになっていると述べた。

ジャクソンは4月に、ドラフト4巡目でバイキングスから指名されていた。ジャクソンはアラバマ大学で2年間プレーした後、オレゴン大学での1シーズンでカレッジキャリアを締めくくっている。

24歳のジャクソンとアイザイア・ヘーゼルさんは、３台の車両による事故の現場で亡くなった。アンソニー・リットンJr.さんは病院で死亡が確認されている。リットンさんは24歳、ヘーゼルさんは23歳だった。

時刻は午前3時を過ぎたころ、3名は同じ車両に乗っているところを、スピードを出し、レーンを変えながら走っていた他の車に衝突されたと、警察は報告している。

「われわれはクリングマンさんの車両と被害者らの車両の間で接触があったと考えています」とブレイブボーイ検事は語った。

ヘーゼルさんが運転し、ジャクソンとリットンさんは同乗していた。彼らの車は衝突を受けて道路から逸れ、複数の切り株に衝突している。

２台目と3台目の車両ではけが人はいなかった。

ヘーゼルさんはメリーランド大学とシャーロット大学、リットンさんはフロリダ州立大学とペンシルベニア州立大学でカレッジフットボールをプレーしていた。

3人は共に、メリーランドのドクター・ヘンリー・A・ワイズJr.高校で州王者に輝いている。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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