スーパーボウルのハーフタイムショーという大舞台で、ケンドリック・ラマーと共演するアーティストといえば？　グラミー賞受賞シンガーのSZA（シザ）しかいないだろう。

ラマーと『Apple Music（アップル・ミュージック）』が現地23日（木）に、フットボールフィールドに立つラマーの後ろからSZAが近づき、ラマーにバケツの水をぶちまけるというトレーラーを公開。この2人が、現地2月9日（日）【日本時間10日（月）】にニューオーリンズのシーザーズ・スーパードームで実施されるハーフタイムショーの主役となる。

「@KendrickLamarとゲストの@SZAをお見逃しなく」

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— Apple Music (@AppleMusic) January 23, 2025

SZAはラマーが在籍していた『Top Dawg Entertainment（トップ・ドッグ・エンターテイメント）』に所属するアーティスト。SZAはラマーが最近発表したアルバム“GNX”で、 “Gloria”と“Luther”の2曲に登場している。“Luther”にはルーサー・ヴァンドロスとシェリル・リンによる”If This World Were Mine”からサンプリングされたボーカルも使われている。

ラマーとSZAは以前にも、オスカー賞にノミネートされた”All the Stars”や”Doves in the Wind”で共演。

2人は今春と今夏に北アメリカの19都市で行われるツアーでも共演することになっている。“The Grand National Tour（ザ・グランド・ナショナル・ツアー）”は4月19日にミネアポリスでスタートし、6月18日にワシントンD.C.で閉幕する。

SZAのシングル“Saturn”は、2月2日に授賞式が実施されるグラミー賞でR&B楽曲賞とR&Bパフォーマンス賞の2部門にノミネートされている。SZAはこれまでに4つのグラミー賞を獲得した。

一方のラマーは7部門にノミネート。フューチャーならびにメトロ・ブーミンとの“Like That”や、年間最優秀レコードおよび年間最優秀楽曲にノミネートされている“Not Like Us”などがその対象だ。ラマーはこれまでに17のグラミー賞を受けている。

ハーフタイムショーの共同エグゼクティブプロデューサーを務めるのは『Roc Nation（ロック・ネイション）』とエミー賞受賞のプロデューサーであるジェシー・コリンズ。ラマーのパフォーマンスのクリエイティブディレクションを行うのは、ラマーとデイヴ・フリーが創設したクリエイティブカンパニーである『pgLang』だ。デイヴ・フリーは以前、ラマーのミュージックビデオのディレクションを行っていた。

昨年はアッシャーが、H.E.R.やジャーメイン・デュプリ、リル・ジョン、リュダクリス、アリシア・キーズら、多くのスターが登場したハーフタイムショーでパフォーマンスを披露している。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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