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フロリダ州上院が“テディ・ブリッジウォーター法”を可決、コーチが個人資金で選手を支援できるように

2026年02月20日(金) 13:50

タンパベイ・バッカニアーズのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Gary McCullough】

クオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターは母校であるマイアミ・ノースウエスタン高校のヘッドコーチ(HC)を退いたが、現在もフロリダ州の高校フットボールに大きな影響を与え続けている。

現地19日(木)、フロリダ州上院が“テディ・ブリッジウォーター法”として知られるCS/CS/SB 178を全会一致で可決した。この法案はK-12(幼稚園から高校)のヘッドコーチが年間1万5,000ドル(約233万円)の個人資金を学生アスリートの福祉支援に使用することを認めるものだ。

この法案は38対0の賛成で即座に可決された。

公式には、この法律では「ヘッドコーチが個人資金を用いて学生に特定の物品を提供し、福祉を支援することを認める細則をフロリダ州高校体育協会が制定すること、ヘッドコーチに個人資金の使用を協会に報告することを義務づけること、そうした個人資金の使用は原則として不適切な利益供与とはみなされないこと」などが定められている。

マイアミ・ノースウエスタン高校でスタークオーターバックとして活躍したブリッジウォーターは、母校に戻り、2024年にはチームを率いてクラス3Aの州大会優勝に導いた。しかし、支援者からの資金援助を求めながら選手たちの食費や交通費を自ら負担していたことを認めたため、禁止された利益を提供したとして2025年にチームの指導を禁じられた。

以前“許可されていない利益を与えた”と判断されたブリッジウォーターの行動を受け、シャービン・ジョーンズ上院議員は法案を提出。この法案は下院での投票で可決されれば、フロリダ州のロン・デサンティス知事のもとに送られ、法律として成立する可能性がある。

2014年NFLドラフト全体32位でミネソタ・バイキングスに指名された現在33歳のブリッジウォーターは、バイキングス、ニューオーリンズ・セインツ、カロライナ・パンサーズ、デンバー・ブロンコス、マイアミ・ドルフィンズ、デトロイト・ライオンズでプレーし、2025年にはタンパベイ・バッカニアーズでベイカー・メイフィールドのバックアップQBを務めた。

【RA】