初めてヘッドコーチを務めたアントニオ・ピアースに別れを告げた後、ラスベガス・レイダースがスーパーボウル優勝経験のあるヘッドコーチを迎え入れようとしている。

レイダースがスーパーボウルウイナーであるキャロルを次期ヘッドコーチとして起用すると、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに現地24日（金）に報じた。ラポポートとペリセロによれば、レイダースはキャロルを次のヘッドコーチとして起用することを、他のヘッドコーチ候補者たちに知らせたという。

1年の休止期間を経て、キャロルが2025年にサイドラインに戻ってくる。73歳のキャロルはこれまでにシアトルで14シーズンを送り、第48回スーパーボウルでシアトル・シーホークスをチーム史で唯一のスーパーボウル優勝に導いた。

レイダースはキャロルが率いる4つ目のNFLチームになる。

まずはキャロルがどのようにスタッフを組んでいくかに注目される。特に、攻撃面でそう言えるだろう。その先に控えているより大きな問題が、クオーターバック（QB）を見つけることだ。レイダースは2025年NFLドラフトの全体6位指名権を有している。また、キャロルがシアトルに在籍していた際のクオーターバックを起用することも可能だ。

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