カロライナ・パンサーズがクオーターバック（QB）ポジションの保険を維持しようとしている。

パンサーズが現地18日（火）、ベテランQBアンディー・ダルトンが2年契約でチームに戻ってくると発表した。

過去2年をパンサーズで過ごしてきたダルトンは、バックアップとして9試合に出場し、ドラフト1巡目指名を受けたQBブライス・ヤングの代役として6試合に先発出場してきた。ヤングが2024年シーズンの開幕から2試合連続で苦戦したことを受け、ヘッドコーチ（HC）デイブ・カナルスはキャリア2年目のヤングをベンチに下げてダルトンを起用。ダルトンは2024年シーズンに5試合で先発を務めた。

好調なスタートを切った一方で、ダルトンがパンサーズを救えないことはすぐに明らかになった。ダルトンが交通事故で負傷したことを受けて先発に復帰した後に勢いを増したヤングは、2年目のシーズンを好成績で終え、フランチャイズクオーターバックの座を取り戻している。

ダルトンが戻ってくることで、パンサーズは、ヤングがプレーできない場合に先発の役割を担い、若手の先発選手に引き続き指導することができる経験豊富なバックアップ選手を確保したことになる。37歳という年齢を考慮すると、テキサスクリスチャン大学（TCU）出身のダルトンがよく知っている場所にとどまるのは理にかなっていると言えよう。

【RA】