ミネソタ・バイキングスの守備陣にトップコーナーが戻ってくる。

バイキングスとコーナーバック（CB）バイロン・マーフィーが3年6,600万ドル（約97億0,881万円）の契約に合意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地10日（月）に伝えた。

年平均2,200万ドル（約32億3,678万円）というマーフィーのサラリーは、コーナーバックの中でマイアミ・ドルフィンズのジャレン・ラムジー、デンバー・ブロンコスのパトリック・サーテイン二世に次ぐ、3番手の金額となる。

ペリセロの報道から間もなく、バイキングスがこの契約について発表した。

27歳のマーフィーは、守備コーディネーター（DC）ブライアン・フローレスが率いる、スコアリングディフェンスで6位の一団において、空中戦の守りの要として活躍。バイキングス守備陣はパスディフェンスでも6位につけており、『PFF』のカバレージグレードでは73.5だった。

2019年ドラフトの2巡目でアリゾナ・カーディナルスから指名されたマーフィーは、2シーズン前にバイキングスに加入してから、その才能を開花させた。2023年にインターセプト3回をマークして初めてプロボウルに選ばれたのに続き、昨シーズンにはキャリアハイのインターセプト6回、パスディフェンス14回、タックル81回をマークしている。

マーフィーとバイキングス守備陣が正式に再タッグを組むことになったものの、ボールの反対側では苦戦を強いられることになるかもしれない。クオーターバック（QB）サム・ダーノルドの離脱を受け、バイキングス攻撃陣は2年目のクオーターバック（QB）J.J.マッカーシーか、他のベテランで行くかの転換期にある。

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