ジョー・ダグラスがフィラデルフィアに戻ってくる。

現地19日（月）、フィラデルフィア・イーグルスがニューヨーク・ジェッツでジェネラルマネジャー（GM）を務めていたダグラスをシニアスカウティングの役割で採用すると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話をもとに報じた。

第一報を伝えたのは『The Philadelphia Inquirer（フィラデルフィア・インクワイアラー）』のジェフ・マクレーンだ。

ダグラスは2016年から2019年までハウイー・ローズマンの下でイーグルスの選手人事担当副社長を務めた後、ジェッツのジェネラルマネジャー（GM）に就任した。

ジェッツは昨年、3勝8敗のスタートを切ったことを受け、契約最終年を迎えていたダグラスを11月に解雇。ダグラスがジェネラルマネジャーを務めた6シーズンでジェッツは32勝68敗となり、プレーオフ進出は一度も果たせなかった。

ジェッツ時代は散々な結果に終わったものの、ダグラスは依然としてNFL屈指のスカウト担当者として評価されている人物だ。ダグラスは2022年ドラフトでコーナーバック（CB）ソース・ガードナーやワイドレシーバー（WR）ギャレット・ウィルソン、ランニングバック（RB）ブリース・ホール、ディフェンシブエンド（DE）ジャーメイン・ジョンソン二世を指名しており、これは過去数年の中でも特に素晴らしいドラフト指名だったとされている。

ダグラスはジェッツに移る前に、イーグルスの2017年スーパーボウル優勝チームの構築に貢献した。今度はフランチャイズ史上2度目のロンバルディトロフィー獲得を果たしたイーグルスを、NFLの頂点にとどめるために戻ってくる。

【RA】