ジャメイン・プラットに求めていた環境の変化が訪れている。

シンシナティ・ベンガルズがラインバッカー（LB）プラットをリリースすると『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地9日（月）に情報筋の話を元に伝えた。

プラットは今オフシーズンのはじめにベンガルズからのトレードを要求していた。昨シーズンにはベンガルズ守備陣全体が苦戦し、守備コーディネーター（DC）ルー・アナルモが解雇されている。チーム最高のタックル143回をマークしながらも、プラットは重要な局面で苦しみ、『Pro Football Focus（プロフットボール・フォーカス）』によれば、ミスタックルが20回あったという。

プラットは2019年のドラフト3巡目指名を受けたチームに加入し、6シーズンの間に安定した先発選手として才能を開花させた。しかし、契約年に新コーディネーターに合わせる必要が出てくることから、ベンガルズが自分をどこかにトレードするなら、それが最良の道だと考えるに至っている。それが実現することはなく、参加必須のミニキャンプの開始を前に、プラットはオープンマーケットに出ることになった。

プラットをリリースするという決定により、ベンガルズは2025年のキャップスペース上で585万ドル（約8億4,568万円）を節約することになる。支出のかさむオフシーズンになりそうなベンガルズにとって、ちょっとした財政上の利点になるはずだ。一方、29歳のプラットは昨季のNFLでトップ10に入るタックラーとしてフリーエージェントになり、関心を集めることだろう。

かつてのDCがインディアナポリス・コルツに電話をかけるよう促しても、驚きではない。

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