サンフランシスコ・49ersのコーナーバック（CB）ディオモドアー・レノアーが現地26日（木）にロサンゼルスで逮捕され、軽罪にあたる逮捕への抵抗の疑いで起訴されたと、ロサンゼルス市警察が『NFL Media（NFLメディア）』に明かした。

ロサンゼルス郡保安官事務所の収容者情報センターによると、25歳のレノアーは木曜日の17時30分に逮捕され、金曜日に保釈金なしで釈放されたという。レノアーは7月25日（金）にロサンゼルス郡上級裁判所に出廷する予定だ。

49ersは声明で、「ディオモドアー・レノアーに関する件を把握しており、さらなる情報収集を進めているところだ」と述べている。

ロサンゼルス市警察によると、レノアーの逮捕は、“逮捕への抵抗”として知られている刑法148条(a)(1)項に基づくものだという。同条項は、公務員、警察官、または救急救命士の職務を故意に妨害、遅延、または阻害する者を処罰の対象としている。

レノアーは25歳のマーカス・カニンガムとともに逮捕された。カニンガムには、車内で銃器を隠し持っていたことによる重罪の容疑がかけられている。

レノアーはロサンゼルス出身で、セイリエン高校に通っていた。

2021年NFLドラフト5巡目指名を受けたオレゴン大学出身のレノアーは、49ersで4シーズンにわたってプレーしている。2年目から先発に定着したレノアーは、これまでに通算62試合に出場（うち47試合に先発出場）し、インターセプト6回、タックル265回を記録。2024年にはシーズン途中にチームと4年9,200万ドル（約133億2,910万円）の契約延長に合意し、15試合に先発出場してタックル85回をマークした。

【RA】