ディフェンシブタックル（DT）デリック・ナディがレギュラーシーズンをカンザスシティ以外で過ごすことは今回もなさそうだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地24日（日）に報じたところによると、カンザスシティ・チーフスがナディと条件付きの2027年ドラフト7巡目指名権をニューヨーク・ジェッツから獲得したという。ジェッツがチーフスから得たのは2027年ドラフト6巡目の条件付き指名権だ。『ESPN』が第一報を伝えた。

今回のトレードでナディはチーフスに復帰する格好となる。2018年NFLドラフト3巡目指名でチーフスに加わったナディは115試合に出場、87試合に先発し、チームとともに3度のスーパーボウル制覇も経験した。パスラッシュよりも蘭ディフェンスを得意としており、キャリア通算成績はサック5回、タックル223回、タックル・フォー・ロス7回だ。

チーフスがスーパーボウルを制した過去2シーズンはそれぞれ全17試合に先発していたが、昨季は1試合の先発出場にとどまった。

フリーエージェントとしてジェッツに加わったものの、ディフェンシブラインの構成を大幅に見直したジェッツは20日にハリソン・フィリップスとジョウォン・ブリッグスをトレードで獲得している。

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