ボルティモア・レイブンズのクオーターバック（QB）ラマー・ジャクソンが現地22日（水）に練習場に戻ってきた。シーズン第4週にハムストリングを負傷して以来のことだ。

地元で報じられた内容によれば、ジャクソンはメディアに公開されていた部分のセッション半ばで練習場にかけ出てくると、チームメイトと共にウオームアップを行ったという。公式な練習報告では、制限付きとされていた。

ジャクソンの練習復帰について問われたレイブンズのヘッドコーチ（HC）ジョン・ハーボーは「良かった」と話し、こう続けている。

「みんながいてうれしかった。全員がそこにいたね。多くの選手がいた。素晴らしいことだ」

🎱 pic.twitter.com/sqQiGGaP0K

— Baltimore Ravens (@Ravens) October 22, 2025

ハムストリングの治療に努めるジャクソンは過去2戦に欠場。レイブンズはシーズン第7週がバイウイークだった。日曜日に組まれたシカゴ・ベアーズ戦で元MVPのジャクソンが復帰し、1勝5敗のチームの推力となってくれることに期待が持たれる。

水曜日にジャクソンが次戦に出場する可能性について問われたハーボーHCは「数字で言うのは難しい。今はそれもプロセスの1つだ。現段階では、負傷について共有できる情報はない」と応じた。

ジャクソンがまた出場不可だった場合、誰が先発QBになるか――クーパー・ラッシュなのか、タイラー・ハントリーなのか――についてハーボーHCは言及していない。

ジャクソンはキャリアを通じて、ケガで欠場した後に復帰した試合（2020年第13週、2021年第12週）で2勝0敗をマークしている。仮にプレーできるとすれば、同様の結果がレイブンズのシーズンに希望をつなげてくれるかもしれない。一方、再び敗北すれば、レイブンズは窮地に追い込まれるだろう。

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