サンフランシスコ・49ersのクオーターバック（QB）ブロック・パーディーは次の試合に先発出場しないが、復帰に向けて一歩近づいた可能性がある。

ヘッドコーチ（HC）カイル・シャナハンが現地10月31日（金）に報道陣に対し、パーディーはシーズン第9週の日曜日に臨むニューヨーク・ジャイアンツ戦に向けてクエッショナブルとされていると明かした。シャナハンHCはパーディーが“出場できる可能性はある”ものの、マック・ジョーンズが先発を務めるとつけ加えている。

今シーズン、パーディーはわずか2試合しか出場しておらず、シアトル・シーホークスとのシーズン初戦で見舞われたつま先のケガが原因で、シーズン第4週を最後にフィールドに立っていない。それ以外の試合でパーディーの代役を務め、その役割を概ね順調に果たしてきたジョーンズは、パス成功率65.9％、1,597ヤード、タッチダウン8回に対してインターセプト5回という成績を残し、先発した6試合中4試合でチームを勝利に導いている。

49ersは8週間を通して多くの負傷者を抱えながらも、5勝3敗の成績を収めてきた。ワイドレシーバー（WR）のブランドン・アイユークとリッキー・ピアソル（いずれも日曜日の試合は欠場）が今季の大半を欠場し、残り試合も欠場する可能性がある中で、49ersはNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）西地区の優勝争いに踏みとどまっている。

ヒューストン・テキサンズに敗れた前回の試合を経て、ジョーンズが日曜日にチームを立て直して勝利をもたらせるかに注目だ。

【RA】