シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック（QB）ジョー・フラッコは肩のケガが原因で、現地2日（日）に行われるシカゴ・ベアーズ戦への出場がクエッショナブルとされている。

キャリア18年目のベテランであるフラッコは金曜日の練習後、調子は良く、出場するつもりで心構えをしていると語った。

「プレーしようとする。自分はクオーターバックだ。そこから始める。自分の心づもりとしては、出場できるように調整する」とフラッコは話している。

フラッコは先週に39対38で敗れたニューヨーク・ジェッツ戦の第4クオーターで、サックされた際に肩を負傷した。

フラッコは肩を休めるために水曜日と金曜日の練習を欠席したが、木曜日には制限付きで参加していた。

「クオーターバックとしてプレーする立場だと、チームのために常にフィールドに立つ義務があるように感じるものだ」とフラッコは話している。

「次男が誕生する瞬間に立ち会わなかったのも、クオーターバックとしてフィールドに立つのが重要だと思ったからだ。立ち会えないとは思っていなかった。たまたまその日に生まれたんだ。俺は一緒にプレーする仲間たちのためにフィールドに立つ義務を感じている。このゲームをやる以上、みんなとフィールドに立ちたいと思うのは当然のことだ」

フラッコが先発できない場合はジェイク・ブラウニングが代わりを務めることになる。練習生だったショーン・クリフォードは正式に契約を結び、ブラウニングのバックアップとなる見込みで、フラッコが出場できる場合は緊急時の3番手クオーターバックとなる予定だ。

ベンガルズのヘッドコーチ（HC）ザック・テイラーはフラッコの状態を見極めていくと述べた上で、木曜日の練習では良い調子を見せていたと明かした。

また、フラッコの努力を高く評価していると述べたテイラーHCは、次のようにコメントしている。

「リーダーや頼りにしている選手たちがそういう姿を見せているとき、全力でそれに応えないわけにはいかないだろう？　チームの成績も、いくつかのパフォーマンスも、現状の通りだと分かっているが、ロッカールームでのチームの様子は見ていて本当に素晴らしい。ここ3日間の練習で選手たちは成長を遂げた。あとは日曜日にそれを発揮し、素晴らしいパフォーマンスで勝利をつかみ、この勢いをさらに増していくだけだ」

オールプロ選出経歴を持つディフェンシブエンド（DE）トレイ・ヘンドリックソンは股関節のケガによってダウトフルとされており、ここ3試合で2度目の欠場を余儀なくされる可能性がある。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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