カロライナ・パンサーズのクオーターバック（QB）ブライス・ヤングがシーズン第9週に復帰する。

足首の捻挫で先週の試合を欠場したヤングは、現地10月31日（金）の時点でケガの指定を受けておらず、日曜日にグリーンベイ・パッカーズ戦に先発出場する見込みだ。

シーズン第7週に勝利したニューヨーク・ジェッツ戦で負傷したヤングは、バッファロー・ビルズに敗れたシーズン第8週の試合を欠場。

2023年NFLドラフト全体1位指名を受けたヤングは、ディフェンシブエンド（DE）マイカ・パーソンズ率いるパッカーズ守備陣（被ヤードで6位、被得点で10位）相手に厳しい戦いを強いられる可能性があるものの、パンサーズにとっては絶好のタイミングでの復帰だと言えよう。

ビルズ戦でヤングの代役を務めたベテランQBアンディー・ダルトンは、親指を骨折した状態で試合に臨んでいたため、パンサーズはマイク・ホワイトをアクティブロースターに加えた。ダルトンは木曜日と金曜日の練習で制限を受けた後、正式にクエッショナブルとされている。

3年前にプロ入りし、ヘッドコーチ（HC）デイブ・カナルスの下で2年目を迎えているヤングは、キャリアで最も好調なシーズンを送っているところだ。先発としてチームを4勝3敗に導き、すでにキャリアハイに並ぶ勝利数を記録してきたヤングは、パス224回中138回を成功させ（成功率は自己最多の61.6％）、1,288ヤード、タッチダウン11回、インターセプト5回を記録している。

復帰したヤング率いるパンサーズ（4勝4敗）は日曜日のアメリカ東部時間13時【日本時間3日（月）3時】から敵地でパッカーズ（5勝1敗1分）と対戦する予定だ。

【RA】