厳しいシーズンを過ごしているワシントン・コマンダースは、ここで3人目の先発クオーターバック（QB）を起用することになった。

現地24日（水）、コマンダースのヘッドコーチ（HC）ダン・クインがクリスマスの日に行われるダラス・カウボーイズ戦ではバックアップクオーターバック（QB）マーカス・マリオタが欠場するため、数々のチームを渡り歩いてきたQBジョシュ・ジョンソンが先発を務めると発表。今週に契約したQBジェフ・ドリスケルがバックアップを務める。

本来の先発QBジェイデン・ダニエルズが左肘の負傷で今季の残り試合を欠場することになり、先発の役割を引き継いだマリオタだが、シーズン第16週に敗れたフィラデルフィア・イーグルス戦で大腿四頭筋と手を負傷した。

マリオタは1週間を通して練習に参加していなかったため、ジョンソンが代わりに起用されるのは驚きではない。

複数のチームでプレーしてきたジョンソンは、ボルティモア・レイブンズに所属していた2021年シーズン以来の先発出場を果たす。ただし、2018年にはワシントン・レッドスキンズで3試合に先発している。ジョンソンはこれまでワシントン、ボルティモア、タンパベイ・バッカニアーズで先発を務めてきたが、所属したチームはさらに多い。

ジョンソンは今シーズンにコマンダースで3試合に出場し、パス9回中5回を成功させて43ヤードを記録した一方で、1回のインターセプトを喫している。

39歳のジョンソンは、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップゲームに進出した昨シーズンから一転、今季は不振が続いているコマンダースで新たに先発を任されることになった。

ジョンソン率いるコマンダース（4勝11敗）は25日（木）アメリカ東部時間13時【日本時間26日（金）3時】から『Netflix（ネットフリックス）』で配信される試合で、地区ライバルのカウボーイズ（6勝8敗1分）と対戦する。

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