シーズン初戦での復帰を目指すチーフスQBマホームズ、膝のリハビリは「良い状態」
2026年05月29日(金) 10:04
カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズはフィールドには戻ったものの、まだ完全復帰できる状態ではない。
実際、NFL MVPに2度輝き、スーパーボウル制覇を3度経験してきたマホームズが完全にプレーできる状態になるまでには、もう少し時間がかかるだろう。現地28日(木)、チーフスのOTA(チーム合同練習)に制限付きで参加した後に取材に応じたマホームズは、楽観的な見方を保ちつつも、慎重な姿勢を見せた。
「コンペティターとして、仲間たちと一緒にフィールドに立ちたい」と語ったマホームズはこう続けている。
「まだ長い道のりが待ち受けていることは分かっている。つまり、俺にできるのはその日にやるべきことを実行し、その日に少しでも良くなるために努力することだけだし、ここまでもずっとそうしてきた。達成したいことについてチェックポイントや目標を設定し、実際にそれを達成してきた。今後も適切なペースでそれを続けていかなきゃいけない」
「プレーしたい。できるだけ欠場したくない。すべてが自分の思い通りにならないことは分かっている。ある意味、それは神様の手に委ねられていることだけど、最高の自分になれるよう努力することで、チャンスをつかみたいと思っている。今は周りの人が予想していた状態よりも良い状態にあるけど、俺はこうなると思っていた。とにかく毎日やるべきことをやるしかない。そうすることで、シーズンが始まるときに仲間たちと一緒にフィールドに立つチャンスが訪れることを願っている」
マホームズは昨年12月、シーズン終了まで残り3週間というタイミングで膝を負傷。その翌日には修復手術を受けたものの、2026年シーズンに向けた復帰時期は不透明な状況となった。
今週、マホームズが何らかの形で練習に参加できたという事実自体が、進歩を示している。本人が語ったように、マホームズは5月下旬までに到達する予定だった段階にすでに来ており、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードも12月以降にマホームズが見せてきた進歩に満足している。これは、マホームズが“この状態に至るために必死に努力した”結果だと言えよう。
マホームズは昨季にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区王者に輝いたデンバー・ブロンコスをプライムタイムにアローヘッド・スタジアムで迎え撃つシーズン初戦で復帰することが目標だと明言した。とはいえ、マホームズがシーズン第1週までに万全の状態になる保証はない。つまり、チーフスはジャスティン・フィールズやクリス・オラドクン、新人のガレット・ナスマイアーが一時的に代役を務められるよう準備させる必要がある。
マホームズの復帰は、本人が最高のパフォーマンスを発揮できると確信できるようになってからになるだろう。
「正直に言うと、フィールドに出てパトリック・マホームズになれると感じる時にはもう、そうなることが分かっている」とマホームズはコメント。
「100%の状態じゃないと感じたことは一度もない。足首を捻挫しているときでさえ、100%の力を発揮できると感じている。フィールドにはそういう心構えで臨むし、フィールドに立てば、自分らしくプレーする。手加減はしない」
マホームズの成功に満ちたキャリアがトロフィー以外の何かをもたらしてきたとすれば、それはチームメイトからの信頼だ。チームメイトたちは新たな挑戦さえも、マホームズの非凡さを示すさらなる証拠に他ならないと感じている。
『A to Z Sports(エートゥーゼット・スポーツ)』のチャールズ・ゴールドマンによると、チーフスのガード(G)トレイ・スミスは「彼が毎日やっていることについて、驚くことは何もない」と話したという。
マホームズが順調に回復を続け、先発復帰への道のりで期待を上回る結果を出すことが望まれている。
【RA】



































