シーホークスとのSB再戦となる開幕戦は「屈辱を晴らす絶好の機会」とペイトリオッツQBメイ
2026年05月29日(金) 10:45
最後にNFLのフィールドに立って実戦に臨んだとき、クオーターバック(QB)ドレイク・メイはプロ入り後の短いキャリアの中で、最も苛立ちの募る一日を経験した。
2026年シーズンの開幕とともにリベンジを狙うメイを待ち構えるのは、あの時と同じ相手だ。ニューイングランド・ペイトリオッツは現地9月9日(水)のキックオフゲームで、シアトル・シーホークスと対戦することが決まった。2025年シーズンのNFL MVPファイナリストでもあり、スーパーボウル敗戦の痛みを整理するためにオフシーズンを費やしてきた3年目のメイは、雪辱を果たす機会を待ち切れない様子だ。
現地27日(水)、メイは「トレーニングキャンプに向けて、さらなるモチベーションを得られたと思っている」と記者団に語った。
「屈辱を晴らす絶好の機会としてシーズンをスタートでき、苦い経験をさせられた相手と戦える。それは俺たちを駆り立てるものになるはずだ」
「敵地の厳しい環境で行われる第1週に向けて、準備を整えなければならない。向こうは優勝バナーを掲げることになるけど、それも戦いの一部だ。だからこそ面白い試合になると思うし、楽しみでもある。ただ、困難な任務になるだろう。その分、トレーニングキャンプをより充実させるための大きな刺激になり、俺たちの士気も高まるはずだ」
自分のチームを打ち負かし、フットボール最高の栄光を手にする夢を打ち砕いた相手が、シーズン第1週の対戦相手として優勝バナーを掲げる姿を目の当たりにする。これほどまでに屈辱的な経験は、そうそうあるものではない。メイとペイトリオッツの(ほとんどの)選手たちは、新シーズンの幕開けとなる夜に、まさにその過酷な状況に身を置くことになる。
開幕戦の準備を考える際、第60回スーパーボウルを復習のための格好の材料として見直すべきだと指摘する声があるかもしれない。一方で、オフシーズンのロースター改編やコーチ陣の入れ替わりを考えれば、当時の動画はもはや役に立たないと示唆する者もいるだろう。敗北の痛みが癒えず、その映像を直視できないペイトリオッツの面々もいるかもしれない。
だが、メイは違う。勝利への糸口をつかめるのであれば、精神的なダメージを負うこともいとわない構えだ。
「間違いなく見直すことになると思う」とメイは言う。
「自分にとって大舞台だったあの重要な試合で、やり直したいプレーがいくつもあった。キャリアがまだ浅い段階だからこそ学べることがたくさんあるから、しっかり見返したよ。あのディフェンスと対戦するのも初めてだったしね。そこから得られるものや、ゲームについて学べることは多い」
「中には見返したくないパスもあるし、逆に今もう一度確認したいと思う部分もある。でも、あの試合には、自分自身が犯したミスから学べることが間違いなくたくさん詰まっている」
シーズン第1週が訪れたとき、メイにはあの敗戦からどれほど成長したかを証明する絶好の機会が与えられる。シーホークスの本拠地に詰めかける“12s(トゥエルフス)”の愛称で知られる熱狂的なファンたちも、メイを歓迎するのを心待ちにしているはずだ。
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