WRライスが服役と膝の手術を経てトレーニングキャンプに間に合うと見込むチーフスHCリード
2026年05月29日(金) 10:54
今週、カンザスシティ・チーフスの大半の選手が自主参加のワークアウトに臨む中、ワイドレシーバー(WR)ラシー・ライスはテキサスに戻り、30日間の禁錮刑に服していた。この刑は、複数人が負傷した自動車事故への関与により科されていた保護観察の条件に違反したことで執行されたものだ。
26歳のライスは大麻の陽性反応が出たことで、現地5月19日にダラス郡の拘置所に収監された。釈放予定日は6月16日(火)であるため、6月9日(火)から3日間にわたって行われる参加必須のミニキャンプを含め、自主参加のワークアウトをすべて欠席することになる。
さらに事態を悪化させているのは、ライスが収監される約1週間前に右膝の炎症の原因となっていた異物を除去する手術を受けていたことだ。今回の法的問題により、ライスは収監中もリハビリを続けざるを得ない状況となっている。
チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは5月28日(木)、今週3回目にして最後の自主参加ワークアウトを終えた後に「今後については、彼はキャンプに間に合うだろうと考えている。様子を見ていくしかない。彼はそこでできるリハビリの内容を把握しているし、感染症の可能性についてはスタッフがしっかり見ていると思う」と述べた。
ライスは2024年にダラスの高速道路で起こした事故に端を発するリーグの個人行動規範の違反により、昨シーズン最初の6試合で出場停止処分を受けた。保護観察期間中の違反によって、さらなる処分が科されるかどうかは現時点では不明だ。
リードHCは「私たちはここでの活動を通常通り進めている。彼が戻ってきたら、やるべきことに追いつけるようにして、確実に理解させる必要がある。彼が今経験していることは、決して簡単なことではない」と話し、こうつけ加えている。
「人生の教訓は重要だが、誰もが学ぶ機会を与えられているし、彼は今まさにその立場にいる」
しかし、ライスは以前にも同じような立場に置かれていた。かつて南メソジスト大学(SMU)で活躍したライスは、昨年のトレーニングキャンプ中に、自動車事故の経験を通じて“完全に変わった”と明かし、そこから成長したと語っていた。また、“あのような出来事から学ばなければならない”とも話していた。
「ああいう出来事から学べることを学び、それを生かしてきた」とライスはコメントしている。
昨季を6勝11敗で終えたチーフスの攻撃陣が立て直しを図る中、ライスは重要な役割を担うと見られている。
オフシーズンにワイドレシーバー陣の補強をほとんど行わなかったチーフスは、新人契約の最終年を迎えるライスや、ゼイビア・ワーシー、ジェイレン・ロイヤルズといった若手選手たちが引き続き成長を遂げることに期待している。
試合では好パフォーマンスを発揮してきたライスは、キャリア通算でレシーブ156回、1,797ヤード、タッチダウン14回を記録し、2023年シーズンにはチーフスのスーパーボウル制覇にも貢献した。しかし、出場停止処分や負傷で出場を逃したこともあり、3シーズンでの出場数はわずか28試合にとどまっている。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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