2年目のWRバーデン三世に期待を寄せるベアーズHCジョンソン
2026年05月29日(金) 14:11
ファンタジーフットボールのプレーヤーが5月にちょっとした内部情報を求めているなら、シカゴ・ベアーズのヘッドコーチ(HC)に注目すればいい。
現地28日(木)、ベン・ジョンソンHCはワイドレシーバー(WR)ルーサー・バーデン三世を絶賛し、2年目にブレイクアウトを果たす可能性が高いことを示唆した。
ジョンソンHCは「今すぐルーサー・バーデンの株を買うよ。オフシーズンの取り組み方を見てのことだ」と述べ、こう続けている。
「本当に刺激的だ。昨日も姿を見せ、爆発的なプレーを何度も披露した。フェーズ2の間にすべてのレップスを最後までやり遂げていた点が素晴らしかったし、それが昨日のプレーにも見事に表れていた。つまり、彼は本当に良い状態にある。ルートツリーに関してはまだ発展途上で成長中だ。ものすごく素直に指導を受け入れる選手だし、彼には本当に満足している」
2025年NFLドラフト全体39位でベアーズから指名されたバーデン三世は、新人時代にインパクトを残したものの、順応に時間を要したことと、ローム・オドゥンゼとD.J.ムーアに次ぐ3番手という立場だったことから、本領発揮には時間がかかった。
バーデン三世はレシーブ47回で652ヤード、タッチダウン2回という成績でシーズンを終えた。最初の7試合中4試合でレシーブが1回にとどまったことを考えれば、素晴らしい結果だと言えよう。最初の10試合で4回以上のレシーブを記録したのは1試合だけだったが、レギュラーシーズン最後の5試合中4試合では、その数字に並ぶか、それを上回る数字を残している。
2026年にバーデン三世がさらなる飛躍を遂げるとジョンソンが確信する理由は数多くある。過去2シーズンで90回以上のレシーブを記録していたにもかかわらず、昨季のレシーブ数が50回にまで落ち込み、ベアーズのオフェンスから次第に外されていったように見えたムーアは、バッファロー・ビルズへトレードされた。ムーアの移籍により、バーデン三世はオドゥンゼと並ぶもう1人の主力選手としての地位を確立することになる。
バーデン三世は数値も有望だ。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、バーデン三世は2025年にルート平均2.7ヤードを記録したとのこと。これは2016年以降の新人として2番目に多い数字で、リーグ全体でもロサンゼルス・ラムズのプカ・ナクア(3.9ヤード)とシアトル・シーホークスのジャクソン・スミス・インジグバ(3.7ヤード)に次ぐ3位の数字だったという。また、平均YAC(ヤード・アフター・キャッチ)は7.4ヤードと、25回以上のキャッチを記録したワイドレシーバーの中で4位に位置している。さらに、バーデン三世はクオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズともすぐに息の合ったプレーを見せており、チームトップとなるキャッチ率(78.3%)を記録したことからも、この連携は今後さらに深まっていくはずだ。
バーデン三世は今後、負担が増える中でそうしたパフォーマンスを維持しなければならない。とはいえ、バーデン三世はNFLのパスキャッチャーとしての経験が最も浅い時期に、限られた機会をものにしていた選手だ。1年間経験を積んだことで、試合をゆっくり捉えられるようになっているはずであり、ジョンソンHCはオフシーズンのプログラムを通じて、すでにその兆候を感じ取っている。
「彼は今、まるで別次元のスピードでプレーしているようだ」と述べたジョンソンHCはこう続けた。
「彼にその素質があることは分かっていた。4.4秒で走る選手だからね。だが、記録上のスピードが必ずしも実際のスピード、つまり試合映像で見るフットボールのスピードに反映されるとは限らない。私たちは今、それを目の当たりにし始めていると思う。彼は以前ほど考え込んでいない。チームが何をしようとしているかを理解している。だから、すでに触れた通り、ここでしばらく過ごした選手たちの多くに見られる現象――つまり、試合の展開がゆっくり感じられるようになり、そのおかげで本来の能力を発揮できるようになる、という現象が見受けられる」
ジョンソンHCによれば、バーデン三世はプレーの基盤を整えたことで、ルートツリーのバリエーションを増やし始めており、それによって相手ディフェンスを攻略してダメージを与える手段を獲得しているとのこと。
5月は新進気鋭のスター選手に大きな期待を寄せたくなるものだが、今のところ、バーデン三世への期待は当然のように高まっている。
【RA】



































