バイキングスが新GMとしてノーラン・ティーズリーを起用へ
2026年06月01日(月) 11:37
バイキングスがついに、前ジェネラルマネジャー(GM)クウェシ・アドフォ・メンサの後任を見つけた。
バイキングスがシアトル・シーホークスのアシスタントGMであるノーラン・ティーズリーを新GMに起用すると、現地30日(土)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた。
ペリセロによれば、ティーズリーはジュニアイヤーに選手としてフットボールをプレーしていたセントラルワシントン大学を卒業後、マーケティングに6年間従事。フットボール関連の職を得るべく、2013年に全32チームに手紙を送ったという。ティーズリーに面談の機会を与えたシーホークスは、スカウティング部門のインターンとしてティーズリーを雇用。そこから過去13シーズンにわたって、ティーズリーはシーホークスで働いてきた。
ティーズリーは2014年から2016年はプロ人事スカウト、2017年はプロ人事アシスタントディレクター、2018年から2022年はプロ人事責任者、過去4年はジョン・シュナイダーGMの下でアシスタントGMを務めている。
今回のティーズリー起用のタイミングは、通常のNFLカレンダーからするとかなり遅いものだった。
バイキングスは2022年から2025年にジェネラルマネジャーを務めていたアドフォ・メンサを1月30日に解任。バイキングスは2026年ドラフトまでのチーム運営をフットボール運営部門副社長のロブ・ブジェジンスキーに委ね、その後でフルタイムの新GM探しに着手する計画を立てた。
ブジェジンスキー主導のドラフトで、9名が指名された。守備重視の今回のドラフトの目玉は、ディフェンシブタックル(DT)ケイレブ・バンクス(1巡目、全体18位)、ラインバッカー(LB)ジェイク・ゴールデイ(2巡目、全体51位)、DTドモニク・オレンジ(3巡目、全体82位)だ。ブジェジンスキーはコストカットにも取り組み、パスラッシャーのジョナサン・グリーンナードをフィラデルフィア・イーグルスにトレードしたのに加え、契約再構築を通じてランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズの基本給をカット。また、ディフェンシブラインマン(DL)ジョナサン・アレンとジャボン・ハーグレイブをリリースした。最も顕著な動きがクオーターバック(QB)問題への取り組みで、ブジェジンスキーはカイラー・マレーとベテランの最低額で契約することで、J.J.マッカーシーにポジション争いの機会をもたらしている。
2度目の面接を行った5人の候補者のうち、1人がブジェジンスキーだった。他にはデンバー・ブロンコスのアシスタントGMであるリード・バーク・ハート、バッファロー・ビルズのアシスタントGMであるテランス・グレイ、ロサンゼルス・ラムズのアシスタントGMであるジョン・マッケイ、そして、最終的に選ばれたティーズリーが2度目の面接を受けている。
ティーズリーはバイキングスのフロントオフィスを新しい方向へ導くことになりそうだ。というのも、スカウティング畑を歩んできたという部分が、アドフォ・メンサの分析志向のアプローチとは対照的になるからだ。
また、ティーズリーは昨シーズンにシーホークスを第60回スーパーボウル優勝という高みに導いた状態でこの職を引き受けている。
2024年には14勝を挙げたにもかかわらず、昨シーズンのバイキングスはクオーターバックの安定性が欠けていることから苦戦を強いられた。さらに、GMの解任も経験しているものの、シーズン末には5連勝をマークして9勝8敗で締めくくるなど、優勝争いから大きく離れているようには見えない。
マレーとマッカーシーが先発を争うQBの状況については不確定な点があるものの、バイキングスにはリーグ最高レベルのワイドレシーバー(WR)であるジャスティン・ジェファーソンがいるほか、2年連続でトップ10につけたスコアリングディフェンスを擁している。
バイキングスはティーズリーこそチームを再び上昇気流に乗せ、その状態を維持させる人物だと信じている。
【A】



































