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元DTアーロン・ドナルドの現役復帰の可能性について語るラムズHCマクベイ

2026年06月03日(水) 11:16

アーロン・ドナルド【Ryan Kang via AP】

ロサンゼルス・ラムズは現地1日(月)にディフェンス部門年間最優秀選手賞を2度受賞した経歴を持つディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットをトレードで獲得したことで、NFL界に大きな衝撃を与えた。

ラムズにはさらなる衝撃が待ち受けているのだろうか?

トレードが成立してから、元ディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドが引退を撤回してラムズに復帰する可能性があるとのうわさや憶測がネット上で飛び交っている。ドナルドが最後にNFLの試合に出場してから2シーズンが経過しているとはいえ、ドナルドとギャレットがコンビを組むというアイデアは、対戦相手にとって衝撃的なものになるはずだ。

火曜日にドナルドの現役復帰について質問されたラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは、その可能性を完全に否定したわけではなかった。

マクベイHCはギャレットの入団記者会見で「いいか、本人がその気なら、私はこう言っておく。アーロンに直接聞いて、何と言うか確かめてみてほしい」とコメント。

ここ数日でギャレットのトレードをまとめたラムズのジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードは、ドナルドに関する質問が投げかけられている間、不敵な笑みをこらえきれない様子だった。また、ギャレットの獲得についてドナルドと話し合ったことを認めたマクベイHCは、次のように話している。

「全体的にお伝えしておきたいのは、アーロンとは今でも頻繁に連絡を取り合っていることと、彼がマイルズに対して敬意を抱いているのを知っているということだ。彼をチームに迎え入れる機会について、アーロンと話し合った。35歳で現役復帰を決意しても、アーロンならまだかなり高いレベルでプレーできると私は確信している」

元チームメイトのマイケル・ブロッカーズが月曜日、ギャレットのトレードがドナルドの現役復帰を促す可能性があるうえに、ドナルドが万が一に備えてコンディションを整えていると示唆したことで、今回の憶測は飛び交い始めた。火曜日にドナルドに連絡を取った『ESPN』のパット・マカフィーは、“情報筋”の話として、ドナルドは興味を示しているものの、35歳という年齢で情熱を取り戻せるかどうかを見極める必要があると伝えている。

ディフェンス部門年間最優秀選手に3度輝いたドナルドは、キャリア通算で154試合に出場し、サック111回、タックルフォーロス176回、フォースドファンブル24回を記録。最後に出場したのは2023年シーズンのプレーオフゲームで、2024年1月14日に行われたその試合でラムズはデトロイト・ライオンズに痛恨の敗北を喫した。

ドナルドが現役復帰すれば、ラムズがオーストラリアでサンフランシスコ・49ersと対戦するシーズン第1週の時点で、最後の出場から約1,000日が経過したことになる。また、現役復帰すれば、初年度での選出が確実視されているプロフットボール殿堂入りの資格を得るまでの期間はリセットされる。しかし同時に、ラムズは近年で最も強力なラッシュユニットを形成することになるだろう。ディフェンシブラインの内側にはコビー・ターナー、プーナ・フォード、ブレイデン・フィスク、タイラー・デイビス、タイ・ハミルトン、ドナルド、外側にはバイロン・ヤング、ジョサイア・スチュワート、デスジュアン・ジョンソン、ギャレットが控えることになるからだ。

ラムズは今オフシーズン、コーナーバック(CB)のトレント・マクダフィーとジェイレン・ワトソンという2人の大物選手をすでに獲得している。そこにギャレットが加わったことで、スーパーボウル制覇への期待はさらに高まっており、それは同地区のライバルであるシアトル・シーホークスが昨季の王者だとしても変わらない。ドナルドが古巣に復帰すれば、ラムズはシーズン開幕前に第61回スーパーボウル制覇の最有力候補とみなされるようになるだろう。

ドナルドはまだ現役復帰の可能性を否定していない様子であり、マクベイHCもその可能性を排除しなかった。それだけでもラムズファンはさらに大きな期待を抱くに違いない。

【RA】