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ベアーズの取締役会がインディアナ州でのスタジアム建設計画推進を承認

2026年06月06日(土) 10:01

シカゴ・ベアーズ【NFL】

シカゴ・ベアーズが現地5日(金)、取締役会がインディアナ州ハモンドでのスタジアム建設計画を進めることを決議したと発表。具体的な建設地は今後決定される予定だ。

ベアーズ会長ジョージ・マッカスキーと社長兼CEOのケビン・ウォーレンは声明で「ハモンドで世界クラスのスタジアムを建設するプロジェクトはこの地域を一変させ、ループを経由してインディアナ北西部とシカゴ南部を結ぶとともに、市北部に広がる近隣地域や郊外をも結びつけると確信している」と述べている。

「この計画はシカゴ都市圏を一つにし、住民や企業に新たな機会をもたらすだろう」

金曜日の発表は、イリノイ州議会下院が今週の春季会期最終日にアーリントンハイツとシカゴが地元のスタジアム管理機関を設立できるようにする法案を審議することなく休会したことを受けて伝えられたものだ。この法案は、ベアーズがイリノイ州内の新スタジアムに対する固定資産税の支払いを免れる道を開くものだった。

ベアーズはその時点で、アーリントンハイツとインディアナ州ハモンドにあるスタジアム建設候補地について、評価の最終局面を迎えていると述べていた。

イリノイ州議会の春季会期終盤で見られた二転三転の展開は、NFL創設時から存在するベアーズがこれまで進めてきたスタジアム建設をめぐる困難なプロセスと重なるものだった。

ベアーズは2021年9月、シカゴから北西に約30マイル離れた場所にあるアーリントンハイツの326エーカーの土地について購入契約を締結したと発表。『Churchill Downs(チャーチル・ダウンズ)』との1億9,700万ドル(約315億8,028万円)規模の取引は2023年に最終合意に至った。

2022年9月、チームはアーリントンハイツを対象とした、スーパーボウルやファイナルフォーの開催が可能な屋内スタジアムを含む約50億ドル(約8,015億3,000万円)規模の計画を公表。その構想には、飲食店や商業施設を備えた通年型のエンターテインメント地区も盛り込まれていた。

しかし、2023年1月にテッド・フィリップスの後任としてケビン・ウォーレンがチーム社長に就任すると、ベアーズはソルジャー・フィールドの隣に新スタジアムを建設することに注力するようになった。2024年4月に発表されたシカゴのミュージアム・キャンパスを再開発するこの計画に対し、ブランドン・ジョンソン市長は熱烈な支持を表明した一方、JBプリツカー知事や州議会議員たちからは冷ややかな反応が示された。

チームは2025年5月に再び方針を転換し、アーリントンハイツの指導者らとの間で“大きな進展”があったと発表。

イリノイ州で税制優遇措置の確保や、アーリントンハイツの候補地におけるインフラ整備に向けた最大8億5,500万ドル(約1,370億6,077万円)の公的資金獲得を目指す動きが続く中、ベアーズはインディアナ州北西部の候補地を本格的に検討し始めた。

インディアナ州のマイク・ブラウン知事や州議会議員らは、ベアーズの関心にすぐさま反応した。州下院委員会は2月、スタジアムの資金調達、建設、リースを担う『Northwest Indiana Stadium Authority(ノースウェスト・インディアナ・スタジアム・オーソリティ)』を設立する法案を可決。チームは、インディアナ州ハモンドにあるウルフ湖近郊の土地を精査していると述べた。

ベアーズは5月21日、検討対象となっているのはハモンドとアーリントンハイツだけだと明かしたが、イリノイ州議会の一部議員らは、シカゴを再び検討対象に加えることを期待した案の推進を続けていた。

ベアーズは1920年にディケーター・ステイリーズとして創設されて以来、イリノイ州を本拠地としてきた。1921年にシカゴへ移転してから、ベアーズは一度もスタジアムを所有したことがなく、1921年から1970年まではリグレー・フィールド、その後はソルジャー・フィールドを使用している。

【RA】