ニュース

新加入DEギャレットの得意な形を優先する方針のラムズDCシュラ

2026年06月10日(水) 10:49

【NFL】

今週からロサンゼルス・ラムズのチーム合同練習(OTA)に参加しているディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットは、新たなディフェンスへの適応を進めている。

NFLのシーズン最多サック記録を持つギャレットは、クリーブランド・ブラウンズでプレーした9年間、一貫して4-3システムにおける伝統的なディフェンスエンドの役割を全うしてきた。ラムズの守備コーディネーター(DC)クリス・シュラは3-4スキームを採用しているため、ギャレットがどのようにそのプランにフィットするのか、あるいはむしろ、NFL最高のディフェンダーが加わったことでプランがどう変わるのかに注目が集まっている。

現地8日(月)、ギャレットは個人ドリルにはアウトサイドラインバッカー(OLB)として参加したものの、11対11の練習はサイドラインから見守った。シュラは具体的な方針こそ明かさなかったが、ギャレットがこれまで通り脅威となるパスラッシャーであり続けられるようにする計画だと示唆している。

チーム公式サイトによると、シュラは「当然、われわれの基本原則は維持するつもりだ。だが、彼には最も得意とするプレーを発揮してもらうし、それが何であるかは言うまでもない」語ったという。

「マイケル・ジョーダンやレブロン(ジェームズ)といった選手たちに、最も得意とするプレースタイルを捨てさせるようなことはしないだろう? 本人と話し合いながら、彼自身とディフェンスの双方が成功を収められるベストな形で起用するつもりだ」

つまり、ギャレットがパスカバーに下がる機会はほとんどないということだ。

ギャレットの加入によって、シュラはカバー体制やOLBのドロップを多少微調整する必要があるかもしれない。当然、リーグ最高のサックアーティストには、可能な限りクオーターバック(QB)を追い回させたい。しかし、システムを全面的に刷新する必要はない。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、ラインバッカー(LB)ジャレッド・ヴァースは2025年シーズンに17回パスカバーに下がった一方で、パスラッシュスナップの96.6%でQBを狙いに行っていたという。(ギャレットは昨年、ブラウンズで5回カバーに下がり、パスラッシュ率は98.9%)。

このオフシーズンにギャレットに加え、コーナーバック(CB)のトレント・マクダフィーとジェイレン・ワトソンを補強したことで、ラムズディフェンスは昨シーズンの低迷を乗り越えるための強力な武器を手に入れた。あとはシュラが彼らをいかに適切に配置できるかにかかっている。

【R】