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新人QBメンドーサは「飛躍的に成長した」とレイダースHCクビアック

2026年06月13日(土) 10:00

ラスベガス・レイダースのフェルナンド・メンドーサ【AP Photo/John Locher】

クオーターバック(QB)フェルナンド・メンドーサはオフシーズンの練習でこれから待ち受けている状況の一端を垣間見たが、本当の意味で彼に注目が集まり始めるのは、ラスベガス・レイダースが7月下旬にトレーニングキャンプを開始してからだ。

そこからは、パスやセンターの後ろでのプレー、デプスチャートのどの位置に置かれているかなど、あらゆることが細かく分析されることになる。

それはドラフト全体1位指名選手、特にQBポジションの選手であれば避けられないことだ。

「コーチングスタッフと本当に懸命に取り組んでいる。彼らは俺を後押ししてくれているし、必要な情報を的確に伝えるという点で素晴らしい仕事をしてくれている」とメンドーサは語った。

「それを最大限に生かせるかどうかは自分次第だ。OTA(チーム合同練習)の初日から(火曜日の)ミニキャンプに至るまで、毎日成長できていると感じている。以前の自分と比べると、はるかに前進できていると思う」

レイダースはメンドーサに対してすぐにフランチャイズQBになることを求めているわけではない――現時点ではベテランQBカーク・カズンズがシーズン初戦で先発を務めると見られている――が、だからといってコーチ陣が新人のメンドーサにプレーブックを徹底的に教え込むことを控えるわけではない。

ヘッドコーチ(HC)クリント・クビアックは「彼は努力を重ねていて、飛躍的に成長した」と話している。

「調整が必要になるが、リーグに入ってくる選手は誰でも努力しなければならないし、彼はそれを実践している。私たちは彼にアンダーセンターでのプレーを求めるし、ショットガンやピストルでのプレーも求めるつもりだ。それはうちのクオーターバック全員に当てはまる。それはうちだけではなく、リーグ全体で行われていることだ」

「だが、私たちが改善を求めてきたことについて、彼は真摯に取り組んできた」

メンドーサは、カリフォルニア大学からインディアナ大学へ転校した際にも同様の移行期間を経験したと振り返った。春季練習で苦戦していた当時の自分は、そのシーズンにハイズマントロフィーを受賞し、フージャーズを驚異的な勢いで初の全米制覇へと導く選手になるとは到底思えなかったという。

当時の経験のおかげで情報やチームメイト、コーチ、システムなど、多くの新しいものを受け入れることに関して以前よりもうまく対処できるようになったと考えているメンドーサは、次のようにコメントした。

「俺は成長しているところだ。スーパーボウルは今日行われるわけじゃない」

まだ先発選手ではないかもしれないが、メンドーサはすでにそのような扱いを受けている。

NHLのベガス・ゴールデンナイツとカロライナ・ハリケーンズが相まみえたスタンレー・カップ決勝第3戦で、メンドーサはレイダースのチームメイトたちの声援を受けながら熱狂的にホーンを鳴らしていた。また、有名なラスベガスのウェルカムサインとともにデザインされたメンドーサのボブルヘッド人形も公開されている。

メンドーサ、カズンズ、エイダン・オコンネルで構成されるQB陣は協力しながら取り組んでいるものの、競争が存在するのも事実だ。

カズンズは自身がレイダースに加入したのはメンドーサのメンター役を務めるためではないと明言している。

先日、カズンズは「俺も彼らから多くのことを学んでいるし、質問もしている」と強調し、こう続けた。

「クオーターバックルームでは常に皆で力を合わせて取り組んできたし、今もそうだ。誰かが他の人より優れているわけじゃない」

「シーズン中は個別に取り組んでいるときよりも、夜にみんなで集まり、一緒に確認をする時こそ最高の準備ができるとずっと感じてきた。お互いにフィードバックし合える時こそ、最高のアイデアが生まれると思うんだ」

クビアックHCもカズンズの意見に同意している。

「私たちが誰かにメンター役を求めることはない。ロースターにいるのはプレーするためであり、チームのために素晴らしいプレーをするためだ。それがクオーターバックの仕事であり、3人全員がプレーする準備を整え、高いレベルで試合に勝つことを目指さなければならない。全員がそうすれば、互いに刺激し合い、競争が生まれ、チーム全体がより良くなる。私がうちのクオーターバックに求めているのは、競争心を持ち、全員が先発選手であるかのように準備することだけだ」

レイダースと3年3,600万ドル(約57億6,875万円)の契約を結んだラインバッカー(LB)ネコビ・ディーンは、今週に行われた2日間にわたる参加必須のミニキャンプで練習に参加しなかった。

クビアックHCはディーンが負傷しているかどうかについて明言せず、こう述べている。

「ネコビは毎日ここに来ている。練習には参加しなかったが、この時期は負傷のことやそういった話はしたくない。私たちはただ、トレーニングキャンプまでに全員を健康な状態にしたいだけだ。何よりもそれが重要だ」

フィラデルフィア・イーグルスで4シーズンにわたってプレーしてきたディーンは、キャリア通算でタックル226回、タックルフォーロス19回、サック7.5回を記録している。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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