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元オールプロで2011年ドラフト全体7位指名のLBアルドン・スミスが死去、享年36

2026年06月15日(月) 09:24


才能あるパスラッシャーでありながらも、法的なトラブルが有望なキャリアに影を落としていたラインバッカー(LB)アルドン・スミスが亡くなった。36歳だった。

サンフランシスコ・49ersが現地13日(土)の夜にスミスの死を公表している。死因については明かされていない。

49ersの声明には「アルドン・スミスの突然の悲劇的な訃報を受け、われわれは深い悲しみに沈んでいる」とある。

「アルドンの疑いようのない才能とフィールド上での圧倒的な力は、彼がこの組織に加わった当初から示されていた。彼はナショナル・フットボール・リーグの歴史の中でも、最も素晴らしいものの一つに数えられるルーキーシーズンを送った。選手としての卓越性のみならず、アルドンは彼が訪れる部屋すべてを照らした、見る人をも微笑ませるような笑顔で人々の記憶に残っていくだろう」

ミズーリ大学出身のスミスは2011年のドラフト全体7位で49ersに指名された。スミスはプレーオフから遠ざかっていたチームに即座に影響を与え、デビューからの3シーズンでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦に出場。そのうち1回ではスーパーボウルに出場している。

ルーキーイヤーにサック14回を記録したスミスは、AP通信ディフェンス部門年間最優秀新人賞の投票で2位に入った。オールプロのファーストチームに指名された2012年には、チーム記録であるサック19.5回をマークしている。

デビューからの2シーズンで記録したサック33.5回はNFLで歴代最多。2013年の開幕から3戦でもそのペースを保ち、サック4.5回を記録していた。しかし、DUI(酒気帯び、もしくは薬物影響下での運転)での逮捕や薬物乱用の治療などのフィールド外の問題によって、5試合を欠場することになる。

このシーズンには武器所持に関連する容疑でも逮捕されたものの、フィールドに戻ってきた。

2013年に非フットボール故障者リストに入っていた後、スミスは「少しずつ良くなっている」と話していた。

「毎日が自分の望む場所にたどり着くための一歩。家族や友だち、チーム全体、チームメイトやあらゆるところから、たくさんのサポートを受けている。フィールド以外のところで俺のことを気にしてくれたり、人としての俺を気にかけてもらったりするのは、すごく大きな意味がある」

2013年シーズンのプレーオフでサック3.5回という数字を残したスミスだが、2014年は開幕からの9試合で出場停止処分を受け、その後は出場停止や負傷の影響から、初期のパフォーマンスレベルに戻ってくることはなかった。

2015年8月、49ersは再び飲酒運転で訴追されたスミスを解雇。スミスが逮捕されるのは、3年で5回目だった。2015年シーズン開幕直前にオークランド(現ラスベガス)・レイダースと契約したスミスは、9試合でサック3.5回を記録した後に、またも出場停止処分を受けている。

レイダースが発行した声明には「アルドンは誇りをもってシルバー・アンド・ブラックをまとい、チームメイトから尊敬されていた。彼の死は深く惜しまれるだろう」とあった。

2016年にNFLに復帰を申請していたスミスだが、これは当初は認められなかった。2018年、家庭内暴力の容疑による逮捕を受け、レイダースはスミスを解雇。この件に関しては、司法取引により決着している。

復帰が認められた2020年、スミスはダラス・カウボーイズで16試合に出場し、サック5回を記録した。

翌シーズンはシアトル・シーホークスと契約したものの、暴行容疑で逮捕され、トレーニングキャンプ中にリリースされた。2023年にはDUIで禁錮6カ月の刑に服し、その後はNFLでプレーすることはなかった。

スミスはそのキャリアを通じて75試合に出場し、サック52.5回を記録した。

大学ではオールBig12のファーストチームに選出され、2010年にミズーリ大学の年間最優秀ディフェンシブラインマン賞を受けている。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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