地元チームでのプレーに前向きなFAのWRディッグス、コマンダース移籍の可能性は「否定しない」
2026年06月19日(金) 09:20
フリーエージェント(FA)のワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスは、今オフシーズンに暴行容疑をかけられるも無罪評決を受けたことによってNFLから処分を科されないことが最近決まった。これを受け、ベテランレシーバーのディッグスがトレーニングキャンプ前に新たな所属先を見つける道が開かれている。
ディッグスの移籍先候補として頻繁に名前が挙がっているのがワシントン・コマンダースだ。
コマンダースは確かにテリー・マクローリンと並ぶレシーバーを必要としている。また、メリーランド州出身のディッグスがコマンダースと契約すれば、地元へ戻ることにもなる。
ディッグスは最近の『FOX 5』とのインタビューで、自身が生まれ育った場所であり、通っていた大学もある地元へ戻る可能性について質問された。
「フリーエージェントになって“地元に戻ってくるのか?”と言われるようになるまで、地元にどれだけ多くのファンがいるのかに気づいていなかった。特にここにいるところを見られたときにそう言われた」と語ったディッグスはこう続けている。
「俺はずっとここで暮らしてきた。ここに住んで10年になる。みんなは“え、一度も見かけたことがなかった”と言うけど、俺からすればみんなが気づいていなかっただけだろって感じだ」
「たくさん期待を寄せられている。今はいろいろと模索しているところだ。心のどこかで、地元に戻ってプレーできたら最高だという気持ちがある。若い頃、大学時代にプレーを見てもらっていたファンの前でまたプレーできるし、この街のために何かをすることもできるしね。実現すれば特別な瞬間になるだろう。うまく話がまとまればいいなと思っている。どうなるかは分からないけど、今のところは前向きに考えている」
ディッグスは自身が育った場所から車で短時間の距離にあるワシントンD.C.でプレーする可能性について検討したことがあると認めた。
それについて考えたことがあるかという質問に「もちろんだ」と答えたディッグスは次のようにコメントしている。
「地元のチームでプレーするために戻りたいかという考えは、真っ先に頭に浮かんだことの一つだった。メリーランド大学への進学を決めたときも同じような気持ちだった。だから、実現したらすごいことになるだろうなと思った。本当に実現すれば、間違いなく大きな出来事になるだろう。どうなるかはまだ分からないけど、その可能性は否定しない」
コマンダースには1番手WRとしてマクローリンが在籍しているが、それ以外は不確定要素が多い。WR陣の主要メンバーとしてはドラフト3巡目指名を受けたアントニオ・ウィリアムズやトレイロン・バークス、ディヤミ・ブラウン、ルーク・マカフリー、ヴァン・ジェファーソン、ジェイリン・レーンといった選手が挙げられるものの、ディーボ・サミュエルを起用する試みを経てマクローリンとコンビを組める確かな2番手レシーバーが欠けている状態だ。
オフシーズンを通じて、コマンダースはクオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズの親友であるWRブランドン・アイユークがサンフランシスコ・49ersと決別するのを待っていると見られてきた。しかし、49ersが決断を先延ばしにしていることで、その待ち時間も長引いている。仮に49ersがトレーニングキャンプまでに方針を転換すれば、アイユークを獲得する計画はレギュラーシーズン開幕までに前進する可能性がある。とはいえ、アイユークが49ersに対する不満をソーシャルメディアで繰り返し発信しているうえに、1シーズンを棒に振った選手が復帰後に苦戦するケースが少なくないことを踏まえると、コマンダースがその考えを改める可能性もあるかもしれない。
ディッグスは昨シーズン、ニューイングランド・ペイトリオッツでキャッチ85回、1,013ヤード、タッチダウン4回を記録し、まだ十分にプレーできることを証明した。一方のアイユークは、2024年シーズン第7週を最後に一度もNFLのフィールドに立っていない。
【RA】



































