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QBブレンダン・ソースビー、今季は欠場も2027年NFLドラフトへの参加資格は保持

2026年07月01日(水) 10:04

ブレンダン・ソースビー【AP Photo/Annie Rice, file】

クオーターバック(QB)ブレンダン・ソースビーがNFLでプレーするまでの道筋が明確になった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地6月30日(火)に報じたところによると、NFL、NFLPA(NFL選手会)、ソースビーが和解に達し、今オフシーズンに補足ドラフトを実施しないというNFLの決定に関する法的請求を解決するとともに、ソースビーが2027年ドラフトの対象となることが確定したという。

全チームに送付され、ラポポートとペリセロが入手した覚書には「NFLPAおよびブレンダン・ソースビーとの間で、同選手のNFL入りをめぐる訴訟を行わないことで合意した。その代わりにソースビー氏は2027年NFLドラフトを通じてリーグ入りするための準備に専念することになる」と記されている。

「リーグとCBA(団体労働協約)の規定上、ソースビー氏は2027年NFLドラフトの“ドラフト対象”選手とみなされる。ソースビー氏は2027年NFLドラフトが終了するまで、NFL選手契約を締結する資格を有しない」

合意内容の一環として、ソースビーはシニアボウルへの参加やプロデーの実施、各チームへの訪問など、通常のドラフト前プロセスに参加することが認められる。ラポポートによると、NFLはソースビーがインディアナ大学、シンシナティ大学、テキサス工科大学での在学中に少なくとも9万ドル(約1,464万円)相当の賭博行為を行ったことなど、既に公になっている不正行為については処分を下さない方針だが、現在公表されている資料に記載されている内容以外の行為について調査する権利は留保しており、将来的にソースビーが規則違反によって処分の対象となった場合に、過去の違反行為も考慮する可能性があるという。

今年1月にテキサス工科大学へ転校したソースビーは、インディアナ大学とシンシナティ大学での4シーズンで35試合に出場し、パスで7,208ヤード、タッチダウン60回、インターセプト18回をマークしたほか、ランでも1,295ヤード、タッチダウン22回を記録している。

テキサス工科大学への転校後に賭博行為が発覚したことを受け、ソースビーは4月にギャンブル依存症の入所型治療プログラムに参加。当初はNCAAから2026年シーズンにカレッジフットボールに参加する資格はないと判断されていた。その後、6月8日に仮処分命令が出されたことで2試合の出場停止処分を受ける形で出場資格が認められたが、補足ドラフトへの参加を目的としてNCAAに対する訴訟を取り下げた結果、再び出場資格を失った。

NFLは6月23日、現行のCBAで認められている権利に基づき、今年は補足ドラフトを実施しないことを全チームに通知した。また、カナディアン・フットボール・リーグ(CFL)も6月26日に、ソースビーがチームと契約することや交渉リストに登録されることを認めないと発表している。

火曜日にさらなる訴訟を差し控える決定が下されたことを受け、ソースビーも声明を発表した。

その声明には「自分に関するニュースが数多く報じられているが、事実関係を明確にするためにこの声明を発表することにした」とつづられている。

「自分の行動については100%責任を負う。ギャンブル依存症を自制できず、発覚するまでそのことに気づけなかった。しかし、それは自分にとって本当に最良の出来事だった。そのおかげで必要な支援を受け、回復に専念できている」

「補足ドラフトに関するニュースが、回復への道のりに影響を与えることはない。これからも一日一日を大切に過ごしていく。この過程を通じて成長することに集中し、これまでに学んだことやこれから学んでいくことを他の人たちに共有していくつもりだ。2027年ドラフトに向けて準備を進めながら、最高の自分になれるよう全力を尽くしていく。神は決して間違いを犯さない。この経験が良い結果につながることを楽しみにしている」

2027年ドラフトへの参加資格を維持することを認められたソースビーだが、今季は出場しないことになっており、これは事実上、大学、NFL、CFLといったあらゆるレベルで1年間の出場停止処分が科されたことに等しい。

ソースビーが2026年に従来の形でフットボールを続ける道はもはや残されていなかった。来季にNFLで自分の居場所を見つけるための道のりは、ここから本格的に始まる。

【RA】