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レイブンズDEキャンベルの兄が母親の死亡後に殺人容疑で起訴される

2026年07月02日(木) 11:37

カライス・キャンベル【AP Photo/Rick Scuteri, File】

ボルティモア・レイブンズのディフェンシブエンド(DE)カライス・キャンベルの兄が殺人容疑で起訴された。警察が安否確認のために訪れた際、71歳の母親がアトランタの自宅で死亡しているのを発見したためだ。家族は警察に対し、キャンベルの兄が精神疾患に悩まされていたと話している。

逮捕状によると、ナティール・キャンベルさんは喉を切られており、シアレ・キャンベルはナイフを所持した状態で発見されたという。警察の発表では、現地6月30日(火)12時30分頃に警官が現場に到着した際に、ナティールさんが反応を示していなかったとされている。

41歳のシアレ・キャンベルはフルトン郡拘置所に収容され、保釈金なしで拘束されている。シアレは水曜日、加重暴行や殺人などの容疑について、初回の法廷審理を受ける権利を放棄した。オンラインの裁判記録に記されている担当弁護士は、容疑についてのコメントを求めるメールやボイスメールにすぐには反応していない。

警察が公開した911通報の音声では、身元不明の男性が安否確認を要請する様子が確認できる。男性は担当者に対し、兄弟やその妻と共に母親の家の中に入ろうとしていると説明。また、家の中には“精神疾患”を患い、母親と同居している別の兄弟の姿が見えるとも語った。通報者によると、家の中にいる兄弟は“母は出かけた”と話していたが、近所の防犯カメラの映像で母親が家を出ていないことが確認されている。

火曜日以前にも、警察には昨年9月から少なくとも9件、その住所に対する通報が寄せられていたことが記録によって明らかになっている。その内容は、喧嘩の発生や不審者の目撃、安否確認など、多岐にわたっていた。

警察の事件報告書によると、姉妹の1人が4月24日に警察に通報し、シアレ・キャンベルが家の中にいて“悪魔を追い払うために家に火をつけた”と話したという。彼女は警官に対し、母親もそこに住んでいたが、シアレが“家を乗っ取った”ため、1週間も家に戻っていないと説明した。

報告書によると、近隣住民は騒ぎを報告するため複数回にわたって警察に通報しており、ナティールさんも4月中旬に息子が統合失調症の治療のために処方された薬を服用していないと警察に明かしていたという。

キャンベル家は“耐え難い悲しみ”に向き合っている間、プライバシーを尊重してほしいとする声明を発表した。

声明には「キャンベル家の家長であるナティール・キャンベルを失ったことを、深い悲しみとともにお伝えします。死因の詳細は現在も調査中ですが、母が愛していた私たちの父チャックと再会し、主であり救い主であるイエス・キリストの腕に抱かれていると思うことが、私たちの慰めになっています」とつづられている。

ディフェンシブラインマン(DL)のカライス・キャンベルは今年4月にレイブンズと1年550万ドル(約8億9,391万円)の契約を結び、NFLでの19シーズン目に突入している。9月1日(火)に40歳となるカライスは、最年長の現役守備選手として2026年シーズンを迎える見込みだ。

2008年ドラフト2巡目でアリゾナ・カーディナルスから指名を受けてNFLキャリアを開始したカライスは、2017年にオールプロのファーストチームに選出されたほか、通算で6度のプロボウル選出を果たしている。

マイアミ大学ハリケーンズに所属していたカライスは、カーディナルスに10シーズンにわたって在籍し、ジャクソンビル・ジャガーズ、アトランタ・ファルコンズ、マイアミ・ドルフィンズでもプレーしていた。

カライスはキャリア通算で278試合に出場し、そのうち259試合で先発を務め、117回のサックを記録している。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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