自身の将来をめぐるうわさを「無視することはできない」とジャガーズDEアームステッド
2026年07月03日(金) 09:33
ディフェンシブエンド(DE)アリク・アームステッドのキャップヒットは1,940万ドル(約31億3,216万円)となる見込みで、ジャクソンビル・ジャガーズは6月1日以降に彼を放出することで1,450万ドル(約23億4,105万円)を節約できるという状況だった。そのため、オフシーズンの序盤には一部の人がキャップスペース確保のためにアームステッドが放出されるのではないかと予想していた。
結局、それは現実にならなかったが、そうした予想はキャリア11年目のベテラン選手の耳にも届いていた。
アームステッドは『Florida Times-Union(フロリダ・タイムズ・ユニオン)』のライアン・オハロランに「それがこの業界の常だ」と話している。
「そういううわさを無視することはできない。誰もがソーシャルメディアを使っているし、何もかも目に入ってくる。たとえ自分がソーシャルメディアを使っていなくても、誰かがその話を伝えてきたり、聞いてきたりする」
放出していればキャップスペースを確保できたはずだが、ジャガーズがアームステッドを残留させたのは理にかなっている。
昨季に13勝4敗の成績でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区制覇を果たしたジャガーズは、今すぐ勝利を目指すモードに入っているからだ。2026年ドラフト指名権のうち3つをディフェンシブラインの補強に充て、4月にはディフェンシブタックル(DT)ルーク・オルホロをトレードで獲得したものの、相手クオーターバック(QB)に内側からプレッシャーをかけるという点では、アームステッドが最も確実な戦力となっている。
契約最終年を迎えるアームステッドの報酬は高額ではあるが、2025年シーズンにはサック数(5.5回)でチーム内2位につけている。このサック数はキャリアで3番目に多く、2022年シーズン以降では最高の記録だった。11月下旬に手を負傷して1試合を欠場し、復帰後に出場機会が大きく減少したにもかかわらず、アームステッドはこの成績を収めている。
シーズン第9週から第12週にかけては平均して守備スナップの73.8%に参加していたアームステッドだが、シーズン第13週に欠場した後、レギュラーシーズンの残り5試合では守備プレーへの参加率が平均38.4%まで低下した。最後にサックを記録したのはシーズン第11週で、その後はケガの影響で思うような結果を残せなかった。
「6試合の間、片手でプレーしていた」とアームステッドは明かしている。
「片手だけではランプレーに対応するのが難しかったから、スナップ数は限られてしまい、(パスラッシュの)状況に限って起用されていた。(ギプスに)慣れてくると、ある程度は効果的にプレーできるようになったけど、(相手ブロッカーを)つかんだり、特定の動きをしたりすることができなかった」
7年ぶりに被得点ランキングでリーグトップ10入りを果たしたジャガーズ守備陣でシーズン序盤から本来の調子を取り戻していたことを考えれば、健康を取り戻した33歳のアームステッドが今シーズンも再び同じような活躍を見せると期待できる理由は十分にある。
一方、将来のことは予測不能だと理解しているアームステッドは次のように語った。
「最高の自分、最高の選手になることに集中している。自分でコントロールできるのはそれだけだ」
【RA】



































