RBラブの加入に興奮するカーディナルスTEマクブライド、「あいつは逸材だ」
2026年07月03日(金) 10:31
アリゾナ・カーディナルスが厳しいNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区で競争力を維持するためには、さらなる攻撃力が必要になるだろう。
タイトエンド(TE)トレイ・マクブライドはドラフト全体3位指名を受けたランニングバック(RB)ジェレマイア・ラブがその一翼を担えると確信している。
先日、ポッドキャスト『Bussin’ With The Boys(バッシン・ウィズ・ザ・ボーイズ)』に出演したマクブライドは「あいつはマジで逸材だ。本当にすごい。一緒に練習したのはほんの数回だけど、ルートランニングもプレーを決める能力もマジですごかった。彼が味方になってくれるのは間違いなく楽しみだ」と語った。
再建中のカーディナルスでは他にも補強すべき部分があったにもかかわらず、ラブが2026年ドラフトでそれほど早い順位で指名されたのは、まさにマクブライドがオフシーズンプログラムの中ですでに見抜いている資質が理由だった。
ラブはノートルダム大学での最後の2年間で3,014スクリメージヤード、タッチダウン40回、キャリー平均6.9ヤードを記録。ハンドオフでもショートパスでも脅威となる存在であり、フリーエージェント(FA)として加入したタイラー・アルジアーやベテランのジェームズ・コナーと共に、昨季にリーグ内31位と低迷したカーディナルスのラン攻撃を大幅に改善するはずだ。
カーディナルスがわずか3勝という悲惨な結果に終わった2025年シーズンからの立て直しを図る中、ラブの加入は大きな期待をもたらしている。その一方で、クオーターバック(QB)に関する不透明さがオフェンス全体の展望に暗い影を落としている状況だ。
ジャコビー・ブリセットは参加必須のミニキャンプに姿を見せたものの、現在も新契約を求めている。ガードナー・ミンシューもベテラン選手として選択肢の1つとなっているが、どちらの選手もチームにとって長期的な答えになる可能性は低い。ドラフト3巡目指名を受けた新人のカーソン・ベックには、カーディナルスが来年のドラフト前にこのポジションを見直すまでに、自身の存在をアピールする期間が1シーズン与えられることになる。
若手QBのベックにも好印象を抱いているマクブライドは、次のようにコメントした。
「あいつはタイトエンドみたいに見える。うわっ、俺よりでかいのかよって思った。でもほら、あいつはすごい選手だ。パスもすごく上手い。このリーグで本当に良い選手になる可能性があると思う」
「何かとんでもないことが起きない限り、シーズン第1週(の先発)については分からないけど、彼が主力選手になる可能性は間違いなくある」
カーディナルスは“逸材だからこそ逸材を見抜いた”というケースになることを願っているはずだ。マクブライドはここ数年、タイトエンドの中で特に際立った存在となっており、2024年シーズン以降は通算でキャッチ237回、2,385ヤード、タッチダウン13回を記録し、プロボウルに2回、オールプロに1回選出されている。
そうした活躍によってカーディナルスを地区内最下位から脱却させることはできなかったものの、マクブライドは4月に4年7,600万ドル(約122億4,341万円)の契約延長を実現させた。その数週間後にサンフランシスコ・49ersのジョージ・キトルに抜かれるまで、マクブライドはリーグで最も高額の報酬を誇るタイトエンドとなった。
5シーズン目を迎えるマクブライドは、すでに高い評価を受けつつ、経済的な安定も手にしている。キャリアの次の段階では、ラブやベックといった有望な新戦力の助けを借りながら、チーム全体として成功を収めることを期待している。
「アリゾナに残り、当時としては記録的な契約を結ぶ機会が巡ってきたとき、それを実現できたのはかなりうれしかった」と振り返ったマクブライドは「完全に賛成だった。アリゾナが大好きだし、嫌いなところは一つもない。もちろん、もっと勝てていればとは思うけど、特別な場所だし、ここでプレーするのが大好きだ。なんとか立て直したいと思っている」と続けた。
【RA】



































