セインツと5度のプロボウル選出を誇るRBカマーラが契約再編に合意
2026年07月16日(木) 09:09
ランニングバック(RB)アルビン・カマーラはニューオーリンズ・セインツに残留する。
現地15日(水)、ランヤードでセインツの歴代最多記録を持つカマーラがチームにとどまるための契約再編に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じた。
カマーラの代理人であるブラッド・シカラはガラフォロに「アルビン本人もチームも、彼がセインツに残り、セインツの一員として引退することを目標としていた」と述べている。
『NewOrleans.Football(ニューオーリンズ・フットボール)』のニック・アンダーヒルはテロン・アームステッドがホストを務める番組『The Set(ザ・セット)』に出演した際に、カマーラが契約の最終調整を進めているところだと最初に報じた。
新たな契約により、カマーラをめぐる不透明な状況は事実上解消された。カマーラは2年2,450万ドル(約39億7,085万円)の契約の最終年を迎えていたが、セインツが今オフシーズンにRBトラビス・エイチェーンを獲得したことで、10日後に31歳となるカマーラの将来には疑問符が付いていた。しかし、カマーラが放出されたり引退したりすることはない。今後もセインツでプレーを続け、9シーズンでプロボウル選出5回、1万2,198スクリメージヤード、通算516得点という実績をさらに伸ばしていくことになる。
セインツの歴史上、キッカーを除いて最も多くの得点を挙げた選手となっている30歳のカマーラは、2017年にAP通信NFLオフェンス部門年間最優秀新人賞を受賞。10年目を迎える現在までにランで7,250ヤード、タッチダウン61回を記録し、レシーブ606回(チーム史上2位)で4,948ヤード(同5位)、タッチダウン25回をマークしている。
カマーラの将来は、これまで唯一所属してきたセインツに残るかどうかを含め、以前から不透明な状況が続いていたが、エイチェーンの加入によってその不透明感はさらに増していた。
就任2年目のヘッドコーチ(HC)ケレン・ムーアは当初、カマーラの今後について直接言及することを避けていたが、最終的にはカマーラとエイチェーンがRB陣にそろっている状況は素晴らしいと述べていた。また、カマーラ自身もニューオーリンズで迎える新たなシーズンを楽しみにしていると語っていた。そして、その計画は現実のものとなっている。
カマーラが昨シーズン、セインツからトレードされて他チームでプレーすることになるくらいなら「どこかでピニャコラーダでも飲んで過ごす」と話していたことは印象的だった。
カマーラがプロボウルに選出されたのはいずれもキャリア最初の5シーズンで、その間はショーン・ペイトンHCの下、クオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズと見事な連携を見せていた。カマーラは瞬く間に、バックフィールドからランとレシーブの両方で脅威を与えるリーグ屈指の選手へと成長した。
セインツはカマーラが新人だった2017年シーズンから4シーズン連続でプレーオフに進出し、それに合わせてNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区4連覇も達成している。
驚くべきことに、カマーラは一度も1,000ランヤード超えを達成したことがない。しかし、キャリア最初の4シーズン中3シーズンで1,500スクリメージヤードを達成し、最初の4シーズンでいずれも80回以上のレシーブをマークしている。
カマーラは2024年に1,493スクリメージヤードを記録し、絶好調だった2020年シーズン以来の最高記録を残したが、全盛期より勢いが衰えていたのは確かだった。2025年にはヘッドコーチとして1年目を迎えていたムーアの下、膝の捻挫によって複数の試合を欠場。スクリメージヤード(657ヤード)とタッチダウン数(1回)はいずれもキャリア最低の数字となった。
セインツは新たな時代を迎えようとしているように見えるが、カマーラとラインバッカー(LB)キャメロン・ジョーダンの復帰はニューオーリンズですべてが変わるわけではないことを示している。少なくとも、今はまだその時ではないようだ。
【RA】



































