シーホークスCBウィザースプーンが4年約211億円の契約延長に合意
2026年08月16日(日) 07:29
シアトル・シーホークスの2023年ドラフト組は、すでにチーム史上最高のドラフトクラスと評価されるだけの実績を残しつつある。
そして今、スーパーボウルリングを手にしたこの高く評価されるドラフトクラスの1巡目指名選手2人が、そろって長期にわたってチームにとどまることになった。
『ESPN』のアダム・シェフターが現地15日(土)に報じたところによると、2023年ドラフト全体5位指名でプロボウルに3度選出されているコーナーバック(CB)デボン・ウィザースプーンが、シーホークスと4年1億3,200万ドル(約211億2,000万円)の契約延長に合意したという。平均年俸3,300万ドル(約52億8,000万円)はCBとしてリーグ最高額となる。
シェフターはさらに、ウィザースプーンの契約には1億0,100万ドル(約161億6,000万円)を超える保証額が含まれていると伝えた。
ウィザースプーンの新契約に先立ち、シーホークスはワイドレシーバー(WR)ジャクソン・スミス・インジグバとも3月に4年1億6,860万ドル(約269億8,000万円)の契約延長を結んでいる。
スミス・インジグバと同様、ウィザースプーンも自身のポジションで高額選手の1人となった。これにより、ロサンゼルス・ラムズのトレント・マクダフィー、インディアナポリス・コルツのソース・ガードナー、ヒューストン・テキサンズのデレク・スティングリーJr.、クリーブランド・ブラウンズのデンゼル・ウォードとともに、年俸3,000万ドル(約48億円)以上を受け取るコーナーバックの仲間入りを果たしている。
ウィザースプーンの新契約はシーホークスがスーパーボウルで対戦したニューイングランド・ペイトリオッツにもドミノ効果をもたらす可能性がある。同じく2023年ドラフト1巡目指名のクリスチャン・ゴンザレスも、ペイトリオッツとの契約延長を求めているからだ。
ウィザースプーンとの新契約をまとめるまでの時間はスミス・インジグバよりも少しかかったものの、シアトルが誰を中心にチームを構築しようとしているのかは明確になっている。
2023年ドラフトで全体5位以内に指名された選手のうち、契約延長に至ったのはウィザースプーンとヒューストン・テキサンズのディフェンシブエンド(DE)ウィル・アンダーソンJr.だけだ。この年のドラフト上位5人はクオーターバックの指名ラッシュが大きな特徴となっており、その中で2人は例外的な存在だった。カロライナ・パンサーズのブライス・ヤングが全体1位、ヒューストンのC.J.ストラウドが全体2位、インディアナポリス・コルツのアンソニー・リチャードソンが全体4位でそれぞれ指名されている。
25歳のウィザースプーンが加入直後から見せてきたインパクトと活躍は驚異的だ。
イリノイ大学出身のウィザースプーンは、まるで相手に向かって発射されたミサイルのような勢いでプレーする。そのスピードのままNFLでも瞬く間に頭角を現し、キャリア最初の3シーズンすべてでプロボウルに選出された。
2025年は12試合の出場にとどまったものの、シーホークスがスーパーボウル王者へと駆け上がる上で重要な役割を果たし、タックル72回、パスディフェンス7回、インターセプト1回を記録してセカンドチームのオールプロに選出された。
シーホークスがペイトリオッツを29対13で下したスーパーボウルでは、ウィザースプーンがタックル4回、パスブレークアップ3回、QBヒット3回、サック1回を記録して貢献している。こうした万能性こそが、ウィザースプーンが現在、そして今後もスーパーボウル王者のディフェンスの中心を担う存在となっている理由を物語っている。
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