コルツは選手層を確保するためにQBリチャードソンを残留させるとアシスタントGMが示唆
2026年08月18日(火) 13:30
インディアナポリス・コルツはクオーターバック(QB)アンソニー・リチャードソンのトレードを積極的に進めているわけではない。
アシスタントジェネラルマネジャーのエド・ドッズは現地16日(日)、リチャードソンがバックアップQBの座を勝ち取るかどうかにかかわらず、コルツに残留することを示唆した最新の人物となった。ドッズは最も重要なポジションにおける選手層の厚さをその理由として挙げている。
『ESPN』のスティーブン・ホルダーによると、ドッズは「まずは自分たちのチームのことを優先して考えるものだと思う」と述べたという。
「私たちはプレーできる3人(のクオーターバック)を確保しておきたい。つまり、(リチャードソンが)そのうちの1人なら、彼はここにいることになる。去年のことを考えてみてほしい。何が起こるかは分からない」
リチャードソンは1年前に先発の座を奪われ、それ以降はダニエル・ジョーンズがそのポジションを確固たるものにしている。2023年ドラフト全体4位指名を受けたリチャードソンは今年のトレーニングキャンプで、ジョーンズの控えの座をめぐってライリー・レナードと競い合っている。リチャードソンは今オフシーズンの序盤にトレードを求めたが、その要求はほぼ無視されている状態だ。
プレシーズン初戦に先発したリチャードソンは、ファンブルを含めていくつか不安定な場面があったものの、全体的に良いパフォーマンスを披露した。強肩を駆使し、最初のターゲットがオープンになっているときには鋭いパスを投げ込めることも示している。リチャードソンはニューイングランド・ペイトリオッツ戦で14回中11回のパスを成功させて145ヤードを獲得し、さらにキャリー6回で53ヤードを記録した。
プレシーズンの試合を迎えるにあたり、キャンプから伝えられていた大半の報道では、レナードの方が安定したパフォーマンスを見せているため、シェーン・スタイケンHC(ヘッドコーチ)はレナードにバックアップを任せる方向で検討している可能性があるとされていた。リチャードソンは今後のプレシーズンでのパフォーマンス次第で、自身に有利な流れを引き寄せられるかもしれない。
リチャードソンをめぐる現状は、コルツが他チームから十分な見返りを提示されれば、すぐにトレードに動く可能性が高いというものだ。リチャードソンがシーズンの大半をQB3として過ごすことになれば、コルツがより低い条件で手放す可能性もある。とはいえ今のところ、才能がある一方で極めて不安定で、たびたび負傷しているクオーターバックを獲得するために動いたチームはない。
トレードが成立しない限り、コルツがリチャードソンを手元に残しておくのは理にかなっている。ドッズが指摘したように、コルツは昨シーズン、2人以上のQBを必要としていた。また、ジョーンズには負傷歴があるため、2026年も再びバックアップQBに頼らざるを得なくなる可能性がある。ましてや、ドラフト1巡目で指名した選手を何の見返りもなく手放すのは、コルツにとって合理的とは言い難い。
【RA】



































