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家族の悲劇の中でもフットボールが「喜びを与えてくれる」とレイブンズDEキャンベル

2026年08月19日(水) 14:24

ボルティモア・レイブンズのカライス・キャンベル【AP Photo/Stephanie Scarbrough】

NFLのベテラン選手であるカライス・キャンベルは今夏、母親を亡くし、兄が殺人罪で起訴されるという家族の悲劇に見舞われた。それでも、現役を続けたいという思いは変わらなかった。

現地18日(火)、39歳のボルティモア・レイブンズのディフェンシブエンド(DE)キャンベルは、母親の死後初めて公の場で発言し、次のように語った。

「俺はフットボールが本当に好きだ。自分に喜びを与えてくれる。トレーニングは少し大変だったけど、この競技が本当に好きなんだ。それに、ここは心から楽しめる場所でもある。だから、フットボールをプレーできているのは自分にとってすごく良いことだ」

4月にレイブンズと1年契約を結んだプロボウル選出6回のキャンベルは、NFLで19シーズン目を迎える。

6月下旬、警察が安否確認のためアトランタにある自宅を訪れたところ、71歳のキャンベルの母親が死亡しているのを発見した。逮捕状によると、41歳の息子シアレ・キャンベルは刃物を所持した状態で見つかり、その後、殺人罪で起訴された。家族は警察に対し、シアレが精神疾患を抱えていると説明している。

レイブンズはキャンベルに、トレーニングキャンプ序盤の全体練習を数回欠席することを認めた。チーム全体でのキャンプ開始から5日後となる8月3日にキャンベルは合流している。

「この2カ月は自分にとっても家族にとってもかなりつらい時間だった。でも、みんなで何とか乗り越えようとしている」とキャンベルは話した。

「本当にいろいろなところから、NFLコミュニティー全体からも愛情や支援、祈りを寄せてもらっていて、とても感謝している。これからも俺たちのために祈ってほしい。今の俺たちにはそれが必要なんだ」

9月1日に40歳を迎えるキャンベルは、2020年から2022年にもレイブンズでプレーしており、加入初年度には自身6度目となるプロボウルに選出された。これが現時点で最後のプロボウル選出となっている。

キャンベルが前回所属していた頃とはチームの顔ぶれも変わり、現在は就任1年目のヘッドコーチ(HC)ジェシー・ミンターをはじめ、コーチ陣の大半が入れ替わっている。

ミンターは、NFL通算278試合に出場して259試合に先発し、サック117回を記録しているキャンベルについて、次のように述べている。

「ディフェンシブラインのさまざまなポジションでプレーできるし、そのポジションでも、ディフェンス全体でも、チーム全体でも素晴らしいリーダーであり、良き助言者だ」

「今回のことはタイミングとしても、当然ながら彼と家族にとって本当に厳しいものだった。夏の準備にも影響が出ていたので、キャンプ最初の1、2週間は、しっかりと状態を整えるための時間を取ってもらった。彼がチームにいてくれて本当にうれしい」


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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