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一触即発の合同練習でジャイアンツのパスラッシュがドルフィンズを圧倒

2026年08月21日(金) 10:06

ニューヨーク・ジャイアンツのジョン・ハーボー【AP Photo/Lynne Sladky】

現地20日(木)に行われたマイアミ・ドルフィンズとニューヨーク・ジャイアンツの合同練習では、選手たちの感情が高ぶる場面が何度も見られた。

それは1対1のドリルから始まり、最後のチーム練習までずっと続いた。

ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは「激しい競技だ。このような環境では、試合のルールとは別に、守るべきルールが存在する。もし誰かが、他の選手が一線を越えたと感じたら、誰かがその選手を守らなければならない」と述べている。

そのルールが試されるまでに、そう時間はかからなかった。

選手たちを引き離す必要が生じた最初のいざこざは、オフェンシブラインとディフェンシブラインの1対1の練習中に発生。1プレーを終えた際にジャイアンツのラインバッカー(LB)アブドゥル・カーターとドルフィンズのオフェンシブタックル(OT)パトリック・ポールがもつれ合い、カーターがポールにパンチを繰り出した。

険悪なムードは11対11の練習にも持ち込まれ、ドルフィンズのライトタックル(RT)オースティン・ジャクソンがLBケイヴォン・ティボドーに手を出し、それに応じる形でティボドーがすぐにジャクソンを地面に押し倒す事態となった。

ジャイアンツ攻撃陣とドルフィンズ守備陣の間でも小競り合いが起き、完全に収まるまでに1分近くを要した。選手やコーチが両チームを引き離そうとする中、ジャイアンツのバックアップクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンは何度もその騒ぎの中に入っていった。

木曜日の練習で発生した小競り合いの多くは、ジャイアンツが圧倒的な強さを見せたトレンチで繰り広げられた。

ジャイアンツ守備陣をけん引したLBブライアン・バーンズは、少なくとも6回のサックを決めるチャンスを生み出すのに貢献した。

バーンズはあるプレーでサックを決めるべく、ドルフィンズのガード(G)ケイダン・ウォレスを力ずくで押し退けた。また、ジャクソンの内側を攻め、相手をかわしてランニングバック(RB)デボン・エイチェーンに迫り、ボールを弾き飛ばす場面もあった。

「圧倒的だ」とバーンズは守備陣について語っている。

「相手からやられるのを待ったりはしない。何回サックがあったか分からないけど、間違いなく6回以上はあった」

10試合に出場したディフェンシブエンド(DE)チャウンシー・ゴルストンで、サックに相当するプレーを3回決めている。

そのうち2回はプレーアクションのフェイク後にドルフィンズのQBマリク・ウィリスを追い詰めた場面で生まれ、もう1回はドルフィンズのGジョナ・サヴァイナエアを振り切った後に実現した。

ウィリスはプレーアクションを何度か実行したが、ほぼ毎回相手ディフェンスに即座に囲まれていた。その中には、体勢を立て直す間もなく、バックフィールドでティボドーが待ち構えていた場面もあった。

新人選手に関して言えば、ジャイアンツのワイドレシーバー(WR)マラカイ・フィールズは引き続きQBジャクソン・ダートと良好な関係を築いている。

ドラフト3巡目指名を受けたノートルダム大学出身のフィールズは、チーム練習中にダートからのロングパスを左サイドライン沿いでキャッチした後、ゴールライン付近で止められた。

その連携は最後のハリーアップピリオドでも見られ、フィールズは再びボールをキャッチしてチームをフィールドゴール圏内に進めるのに貢献した。

一方、ドルフィンズからドラフト2巡目指名を受けた新人LBジェイコブ・ロドリゲスはジャイアンツのWRカルビン・オースティン三世を狙った中距離のパスを阻止したほか、練習序盤にはサックに相当するプレーも見せた。

ロドリゲスは「ここに来て本格的な競争に臨み、普段と異なる相手を前に全力で練習を重ねている。毎日の練習でチームのオフェンスから突きつけられる課題と、ジャイアンツが突きつけてくるものは違う」と話している。

ドルフィンズとジャイアンツは土曜日にハードロック・スタジアムで行われるプレシーズンゲームで再び顔を合わせる予定だ。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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