パッカーのRBジェイコブスが暴行および器物損壊の軽罪容疑で起訴
2026年08月28日(金) 10:24
グリーンベイ・パッカーズのランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスが暴行および器物損壊の軽罪容疑で起訴された。警察は恋人との身体的な衝突に端を発するものだと説明している。
ジェイコブスは現地5月26日(火)、通報を受けて自宅へ駆けつけた警察に逮捕され、その翌日に釈放された。起訴内容は8月27日(木)、ブラウン郡地方検事のデビッド・ラシーによって発表された。
ラシーは声明で「当事務所は入手可能な証拠について公正かつ徹底した精査を行うよう努めた。その中には、法執行機関による大規模かつ継続的な鑑識作業によって、ごく最近になって当事務所が入手できたものも含まれている」と述べている。
「刑事告訴状は、被告人が犯罪を犯したと主張する、書面による正式な告発に過ぎず、そこから有罪であると推認することはできない。ジェイコブス氏はこれらの容疑について無罪と推定される」
「現在も刑事事件として捜査が続いていること、そして関係者全員の権利を尊重する観点から、当事務所は現時点でこれ以上のコメントを控える」
ジェイコブスの弁護団――デビッド・Z・チェスノフ、リチャード・A・ショーンフェルド、クラレンス・F・デュチャック三世――は声明を発表し、起訴内容を認めた上で“家庭内暴力は含まれていない”と主張した。
弁護団は「これらの申し立てについては、メディアではなく法廷で対応されることになる。ジェイコブス氏は地方検事局とその手続きを尊重している」と述べている。
ジェイコブスは逮捕から1週間も経たないうちにパッカーズのOTA(チーム合同練習)に復帰し、トレーニングキャンプにも参加してきたが、鼠径部のケガにより練習では制限を受けている。
ジェイコブスは当初、首を絞めて窒息させたとする重罪のほか、暴行、器物損壊、治安紊乱行為、被害者への脅迫という4つの容疑もかけられていた。木曜日に正式に起訴されたのは、暴行と治安紊乱行為の軽犯罪2件のみだった。
刑事告訴状によると、ホバート・ローレンス警察署は5月23日朝、男女間の騒動があったとの通報を受けて現場に駆けつけたという。警察は、ジェイコブスの恋人がジェイコブスの行為によって頭にこぶができたと話していたとしている。
警察によると、この女性はジェイコブスの携帯電話を見ていたところ、他の女性たちとやり取りしているのを見つけ、腹を立てて携帯電話を投げつけたが、壊すことはなかったという。
女性は警察に対し、ジェイコブスが自分の携帯電話を持っており、それを見てもいいと伝えたと話している。
警察によると、女性はジェイコブスから携帯電話を取り戻そうとしたが、ジェイコブスは返さずに彼女の腕をつかみ、そこから数分間にわたってもみ合いになったという。
その後、2人は別々の車でその場を離れたが、女性は携帯電話を取り戻そうとジェイコブスの後を追ったと警察は説明している。
2人は最終的に自宅に戻り、女性は携帯電話を取り戻すために警察に通報すると伝えた。警察によると、女性がダッフルバッグから2台目の携帯電話を取り出そうとした際、ジェイコブスは女性を侮辱的な言葉で呼び、“このままじゃ済まさない”と言ったという。
また、女性は外に出ようとしていたところ、ガレージでジェイコブスにつかまれて地面に投げ倒され、頭を打ったとのこと。警察は、女性が地面に倒れている間にジェイコブスが携帯電話を奪ったとしている。
さらに警察は、女性の顔や首に赤みが見られ、後頭部にこぶがあるのを確認したと述べている。女性はジェイコブスがメインの携帯電話を返しておらず、この出来事の結果として2台目の携帯電話が壊れたと証言したとのこと。
刑事告訴状によると、ガレージに設置された監視カメラの映像は、女性の証言を裏付けるものだったという。
パッカーズの広報担当者は木曜日、コメントを求める取材に対してすぐには返答しなかった。NFLはこの件を注視していると述べている。
ジェイコブスは昨シーズン、929ランヤード、タッチダウン13回を記録。その前年の2024年シーズンには1,329ヤード、タッチダウン15回を記録し、キャリア3度目のプロボウル選出を果たしている。
28歳のジェイコブスは7年間のキャリアで7,803ヤード、タッチダウン74回を記録してきた。キャリア最初の5年間はラスベガス・レイダースでプレーし、2022年にはリーグ最多となる1,653ランヤードを記録してオールプロに選出されている。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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