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ラフルアー一家が初の兄弟対決を前にカーディナルスとパッカーズの合同練習を見学

2026年08月28日(金) 13:35

【NFL】

グリーンベイ・パッカーズのマット・ラフルアーHC(ヘッドコーチ)とアリゾナ・カーディナルスのマイク・ラフルアーHCの両親は、現地26日(水)に行われた両チームの合同練習で、どちらのチームも応援するためにそれぞれ別の服装を選んだ。

デニー・ラフルアーとクリスティ・ラフルアー夫妻は息子たちによる初めてのヘッドコーチ対決が順位には影響しないことを喜んでいる。パッカーズとカーディナルスは金曜日にランボー・フィールドでプレシーズンゲームに臨む予定だ。

セントラル・ミシガン大学でアシスタントコーチを務めていたデニーは「今回は気楽なものだ。本当にね。でも、来年は(レギュラーシーズンで)対決しなければならなくなるだろう。そうなれば気持ちが分かれてしまう。2人にはどちらもベストを尽くしてほしい。実際に勝敗の懸かったNFLの試合で対戦するときは、その日に強い方が勝つことになる。そう考えるしかない」と話している。

デニーは水曜日、カーディナルスの赤いポロシャツに白いショートパンツを合わせ、妻は白いトップスにパッカーズの緑のショートパンツを合わせていた。また、デニーはカーディナルスのリストバンドとパッカーズの時計を身につけ、パッカーズのサンバイザーもかぶっていた。そして、甥にはカーディナルスの帽子を渡していた。

デニーは「現実とは思えないが、こうも感じている。2人ともその座を勝ち取ったんだ、と。息子たちは必死に努力してきた。幼い頃から大きくなるまで、私がコーチを務めていた間はずっとサイドラインに立っていた」とコメントしている。

46歳のマットは弟がアシスタントコーチとしてキャリアを積んでいく中で、数年前からこうなる可能性を思い描いていたと語った。

39歳のマイクはカーディナルスに採用される前、2021年から2022年はニューヨーク・ジェッツ、2023年から2025年はロサンゼルス・ラムズで攻撃コーディネーター(OC)を務めていた。

兄弟には年齢差があるものの、マットは“弟とは誰にも負けないほど親しい”と明かしている。

パッカーズで8シーズン目を迎えるマットは「彼は素晴らしい仕事をしていると思う。自分らしさを貫いている。素晴らしい人間であり、素晴らしい父親だ。フットボールに対する並外れた見識も持っているし、何事も正しい方法で取り組んでいると思う」とコメント。

ラフルアー兄弟によると、マットがセントラル・ミシガン大学の大学院生アシスタントを務め、マイクがミシガン州にあるマウント・プレザント高校の最上級生だった頃から、2人はより親密になったという。そして、2人はダン・クイン率いるアトランタ・ファルコンズのコーチングスタッフとして働いていた2015年と2016年にさらに関係を深めた。ファルコンズは2016年にスーパーボウル進出を果たしている。

マイクは「あの頃は今と違う状況で、毎日一緒に過ごしていた。それは子どもの頃以来のことだったから、慣れるには少し時間がかかった」と振り返った。

2人ともヘッドコーチになった今、ラフルアー兄弟は頻繁に連絡を取り合い、互いの様子を気にかけている。マイクは兄から受けたアドバイスについて次のように語った。

「とにかく困難な局面を乗り越えろと言われた。兄からは本当にたくさんのアドバイスをもらっている。それと同時に、いつ身を引いて、私が少しばかり厳しい経験をするのを見守るべきかも分かっている。多くを語る必要はないと分かっているんだ。助けが必要となったときに真っ先に兄に連絡することも、彼は分かっている」

パッカーズが4年連続のプレーオフ進出を目指している一方で、カーディナルスは4年連続で負け越している。そのため、今回の合同練習の序盤でパッカーズがカーディナルスを圧倒していたのは何ら驚きではなかった。

しかし、時間が経つにつれて流れは変わり、練習の最後に行われた2ミニッツドリルではカーディナルスがパッカーズを制した。

パッカーズの新人コーナーバック(CB)ブランドン・シセは浮き沈みの激しいパッカーズの1日を象徴する存在となった。シセは合同練習の序盤でクオーターバック(QB)ジャコビー・ブリセットからインターセプトを奪ったが、2ミニッツの場面ではワイドレシーバー(WR)マーヴィン・ハリソンJr.に振り切られ、タッチダウンを許した。

ドラフト2巡目指名を受けたシセは「ああいう相手と対戦すれば、自分の実力は格段に上がる。ああいうパスを阻止するためにもっと上手くできることはある。もちろん、彼は素晴らしいキャッチを決めた」と振り返っている。

今回の合同練習で、カーディナルスはかつてのヘッドコーチと対峙することにもなった。パッカーズの守備コーディネーター(DC)に就任したジョナサン・ギャノンは、カーディナルスで3シーズンにわたって指揮を執り、15勝36敗の成績を残した後、2025年シーズン終了時に解任された。

パッカーズのWRボー・メルトンの弟であるカーディナルスのCBマックス・メルトンは「選手たちにとっては何の意味もなかった。実際、彼があっちにいることなんてすっかり忘れていた。自分たちのことだけに集中していた。大体そんな感じだ」と話している。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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