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ロースター残留に落涙のWRベッカム、ジャージーナンバーを13に戻す可能性も

2026年09月01日(火) 14:07

ニューヨーク・ジャイアンツのオデル・ベッカム【AP Photo/Adam Hunger】

オデル・ベッカムのニューヨーク復帰劇は、プレシーズンを越えても続くことになった。ベッカムは現地31日(日)にニューヨーク・ジャイアンツの53名ロースター入りを果たしている。

この状況は決して保証されていたものではなかった。33歳のベッカムは、2025年シーズンをフットボールから離れて過ごしている。2018年以来となったジャイアンツでのプレーで、いくつかの成功(と、1度の悔しいドロップ)を収めたことで、ベッカムはチーム入りの現実的なチャンスがあるのではないかと感じるようになった。

ジャイアンツのビルにある自分のロッカーを片付けなくて済むと分かったとき、ベッカムが感情を抑えられなかったのも無理はない。

「家族のこと、ここにいること、試合で息子の姿を見ること・・・ここにいられるんだって分かってからホテルに戻ったとき、涙が出てきた」とベッカムは現地31日(月)に語っている。

「最後の章をちょっと書き直すチャンスがあるんだ。去年がどうだったかとかは分からない。ただ、自分が全力を尽くすってことだけ分かっている。でも、あの瞬間にはこれまで感じてきた苦しみの一部を吐き出していいんだって感じだった。心から癒され、とても感情的な瞬間だった。すごくうれしかった」

ベッカムのフットボールの旅は、多くの理由から独特なものになっている。ドラフト上位で指名され、大きな期待と共にチームに入ったのはもちろんだったが、1度のワンハンドキャッチによって、一夜にして世界のスーパースターになったベッカム。その名声から常に注目を浴びるようになる中、クリーブランド・ブラウンズへのトレード、キャリア初のACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)負傷、さらに西へ向けたスーパーボウルウイナーのラムズへの移籍、そして再びのACL負傷を経て、ここ数年間はスポットライトを浴びることなく過ごしていた。

ベッカムのフットボールは終わったと考える人々もいた。しかし、そう考えなかったジャイアンツは、始まりの場所でキャリアを終えるチャンスをベッカムに与えた

ただし、ベッカムにはそれを自らの手でつかみとる必要があった。ベッカムは限られたロースター枠をめぐって競うために集められたベテランレシーバーの1人としてチームに加入。そして、自分には今もNFLチームに残るに値するものがあることをついに証明した。

53名ロースター入りが分かったときの心境について、ベッカムは「違った感覚だった」と振り返っている。

「心構えはしていたけれど、そうなってみるまで、どんな気分なのかなんて分からない。だから、本当に自分が誇らしい」

「結果がどうなろうと、俺はここに来てベストを尽くした。そして、ここにいる権利を勝ち取った。これは与えられたものじゃない。チャンスは与えてもらったけれど、この居場所を与えられたわけじゃない。本当にうれしく思っているけれど、前にも言ったように、もっと良くなって自分のベストを出し続けるまで、満足することはない」

これからのベッカムは、自ら勝ちとったチャンスを生かしていくことになる。もしかしたら、10年前に一躍有名になった際の13番にジャージーナンバーを戻すことで、そこにスパイスを加えるかもしれない。

13番を身につけることについて「それが俺にとって何を意味するかは、みんな知っているだろうね。」とベッカムはコメントした。

「間違いなく、それも議題になる。ただ、どうなるか見てみようってとこ。でも、前にも言ったけど、それに戻せるなら身に余る光栄だ」

ナンバー3でも13でも、ベッカムはケガのない状態でNFLロースターに戻って来たこと自体を喜んでいる。ビッグアップでベッカムがどこまで行けるかに注目だ。

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