NFLの“クルーシャル・キャッチ”でがん検査が100万件を突破、さらなる活動拡大へ
2026年10月02日(金) 15:26
NFLのがん啓もう、早期発見、リスク低減のための取り組みである“Crucial Catch(クルーシャル・キャッチ)”が今季に大きな節目を迎える。この活動を通じ、医療的なリソースが不足しているコミュニティーで支援してきたがん検診が110万件を突破した。アメリカがん協会(ACS)との提携で展開するクルーシャル・キャッチが、シーズン第4週から第6週にかけて、再びフィールドで実施される。NFLは今後も、検診を受ける機会を拡大し、医療的ケアを受ける上で障壁のある地域をサポートするための活動を継続する。
2009年から、NFLはクルーシャル・キャッチのブランドを掲げたグッズやNFLアイテムのオークション、その他の募金活動を通じて、3,800万ドル以上を集め、医療的リソースが不足する地域におけるがん検診を促進するためのアメリカがん協会の活動を支えてきた。こういった取り組みにより、270万人を超える人々にがんに関する啓発活動、患者の受信・治療支援、検診のリマインダーや各種リソースが届けられてきた。
ファンはNFL.com/CrucialCatch(リンク先は英語のみ)を訪問することで、近隣で利用できるがん予防や検診などのリソースの情報を確認できる。そういったリソースにはアメリカがん協会が24時間対応で行うがん相談窓口、ライブチャットによる支援、NFLの公式製薬パートナーである『Novartis Pharmaceuticals Corporation(ノバルティス・ファーマシューティカルズ・コーポレーション)』が提供するがん検診施設検索サービスが含まれている。このウェブサイトではファンのがんリスクへの認知を高め、早期発見に向けた行動を後押しするクイズ“Defender(ディフェンダー)”や、個別の検診リマインダーも備えている。
NFL社会責任担当上級副社長であるアンナ・アイザックソンは「クリーシャル・キャッチはNFLやアメリカがん協会、各チーム、選手、パートナー、ファンたちが力を合わせ、命を救うという目標に取り組んだときに、何が実現できるかを示しています」と述べ、次のように続けている。
「15シーズン以上にわたって、この活動は重要ながん啓発や検診リソースを全米各地のコミュニティーに届ける支えとなってきました。早期発見が大きな違いをもたらすことは分かっていますが、医療を受ける上で障壁のある人があまりに多い状況です。クルーシャル・キャッチを通じ、私たちはフットボールの持つ力を使ってそうした障壁を取り除き、健康格差の縮小に向けてこれからも前進していきます」
アメリカがん協会のCEOであるシェーン・ジェイコブソンは次のように話した。
「アメリカがん協会は全米各地のコミュニティーで、地元の医療センターや医療システム、その他の信頼されるパートナーと共に活動している。NFLはクルーシャル・キャッチを通じてその活動を拡大し、より多くの人々が自宅から近い、信頼できる検診サポートを受けられるようにしている。地域での連係が、この活動を実際に意味のあるものにしており、われわれはこういった方法でより多くの人々のがん治療成績を改善していく」
支援へのアクセス拡大
クルーシャル・キャッチはアメリカがん協会の“Community Health Advocates implementing Nationwide Grants for Empowerment and Equity(地域保健の担い手による、地域支援と公平性向上のための全国助成プログラム/CHANGE)”プログラムを支援している。このプログラムは、医療センターやNFLの提携医院、もしくは各球団の本拠地市場にある病院が、医療的リソースが不足するエリアにある地域で乳がん、子宮頸がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんの検査を受ける機会を拡大できるよう支援するものだ。
2026年にはNFLが資金を提供する64件のCHANGE助成プロジェクトが、NFLのマーケット内の地域医療センターと医療システムを支援する。これにより、特に支援を必要とする地域社会で、乳がん、子宮頸がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんの検診を受ける機会の拡大を目指す。
NFL全体での取り組み
シーズンを通じ、クルーシャル・キャッチはリーグの1年を通した、がんとの戦いにポジティブな影響を与え、医療の行き届かない地域の格差をなくすという取り組みを紹介する。シーズン第4週から第6週にかけて、ファンにはクルーシャル・キャッチのゲームボールやゴールポストのラッピング、フィールドウオールのバナーや、選手たちとコーチ、オフィシャルが使用するアパレルや用具などを通じ、その取り組みが示される。
ファンはNFLショップが販売するNFL公認のクルーシャル・キャッチアパレルを購入することで、応援するチームを通じてがんとの戦いを支援できる。今季はピンクのアイテムも加わった。試合で使用されたクルーシャル・キャッチ関連のグッズは、NFL.com/Auction(リンク先は英語のみ)でオークションに出品される。NFLはクルーシャル・キャッチグッズの販売による利益を得ていない。寄付金はNFL財団を通じてアメリカがん協会に提供される。
選手と各チームは地域の活動や個人の体験談を通じてクルーシャル・キャッチの活動を推し進め、ファンとチーム、選手を有意義な形でつないでいく。
今季のクルーシャル・キャッチの活動の一環として、NFLはクルーシャル・キャッチアンバサダーのデマリオ・デービスが出演するキャンペーン映像を公開する予定。この映像は、早期発見の重要性を伝えるものだ。この映像はNFLの2026年の社会貢献キャンペーンであり、シーズンを通したキャンペーンである“There Is No I in Change(変化に「私」はない)“の一環として展開される。このキャンペーンは、ポジティブな変化をもたらすための、選手、チーム、パートナー、地域コミュニティーが協力した取り組みを紹介していくものだ。
アメリカがん協会の選手アンバサダー・プログラムを通じ、がんとの個人的なつながりを持つNFL選手――コルストン・ラブランド、ダック・プレスコット、ジャスティン・ジェファーソン、ジャクソン・スミス・インジグバ――が活動にかかわり、クルーシャル・キャッチの使命を広げていく。クルーシャル・キャッチの選手アンバサダー一覧はこちら(リンク先は英語のみ)から。
コミュニティーでの取り組み
NFLとアメリカがん協会は今季に、“Crucial Catch LIVE: The Tour(クルーシャル・キャッチLIVE)”を展開。ノバルティスがスポンサーを務めるこのツアーは、がん啓発と検診の機会を直接ファンや地域コミュニティーに届けるものだ。ツアーは9月30日にシカゴでスタートしており、シーズンを通じてシャーロットと第61回スーパーボウル、2027年NFLドラフトでも追加のイベントが実施される予定だ。
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