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Cを必要としていたレイブンズがイーグルスとのトレードでキャム・ユルゲンズを獲得

2026年10月08日(木) 10:29

フィラデルフィア・イーグルスのキャム・ユルゲンズ【Aaron M. Sprecher via AP】

ボルティモア・レイブンズがセンター問題の解決に向け、さらなる動きを見せた。

レイブンズがフィラデルフィア・イーグルスとのトレードでキャム・ユルゲンズを獲得し、見返りとして2027年ドラフト5巡目指名権と2028年2巡目指名権を送った。レイブンズはまた、この取引で2027年7巡目指名権も獲得している。現地7日(水)に両チームがこのトレードについて明かした。

ユルゲンズは2022年ドラフト2巡目で指名を受け、チームのレジェンドである元Cジェイソン・ケルシーの後継者となるべくイーグルスに加入。ケルシーはドラフト前、センターのスカウティングでジェネラルマネジャー(GM)ハウイー・ローズマンをサポートし、ユルゲンズを理想の後継者として見いだしていた。ユルゲンズは2023年のケルシー引退を待って先発ラインアップ入りし、2024年には16試合に先発してプロボウルに選ばれた。この時が、2回のプロボウル選出の1回目だった(2025年に再びプロボウル選出)。

理想的な適性と、チームに馴染むまでの時間があったにもかかわらず、ユルゲンズは期待に沿うだけの実績を残せなかった。『Pro Football Focus(PFF/プロフットボール・フォーカス)』によれば、ユルゲンズは最初は力強いスタートを切り、2024年にはポジション内のランキングで上位半分に入っており、2025年には4年6,800万ドルでの契約延長も果たしていた。しかし、健康問題に悩まされ、2025年のオフシーズンには手術が必要になる。

2026年はガード(G)ランドン・ディッカーソンの負傷を受け、ヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニがユルゲンズをディッカーソンの代役としてガードにスライドさせることを決断。これが悪夢のような結果を招き、4試合を終えた時点でユルゲンズのPFFの評価は下から2番目となっている。

イーグルスのオフェンシブラインが抱えていた問題はユルゲンズだけではない。シーズン第4週の試合を欠場したライトタックル(RT)レーン・ジョンソンが、火曜日に突然、引退を発表している。その上でユルゲンズを放出することを選んだイーグルスの決断は、チームが別の方向に進もうとしていることを示唆している。2022年に期待と共に始まり、2026年に行き詰まったイーグルスとユルゲンズの試みは、ここで終わりを迎えることとなった。

一方、レイブンズはタイラー・リンダーバウムがフリーエージェンシーを通じてラスベガスへと移って以来、センターの補強を強く必要としていた。トレーニングキャンプ開始時にはベテランのダニー・ピンターがリンダーバウムの代わりを務めたが、レギュラーシーズン開始前にシーズン終了につながるケガを負っている。それを受けてジョボーン・グウィンが先発に昇格したものの、腓骨骨折で数カ月の離脱を強いられ、チームはイーサン・ポーシックを獲得。ポーシックもまた負傷から復帰したベテランだったが、こちらも膝を負傷して戦線に定着できなかった。

3人全員が故障者リザーブ(IR)に登録された今、レイブンズはすぐに代役を務められる選手を必要としていた。レイブンズはドラフト2日目に指名されたユルゲンズを獲得すべくイーグルスに連絡を取り、比較的高い代償を払って獲得。ユルゲンズにはスーパーボウル制覇を本気で狙うチームで、センターに復帰するチャンスが訪れている。

ただし、ユルゲンズにはすぐにチームに適応することが求められる。シーズン第4週にクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンが負傷し、今後数週間はバックアップQBタイラー・ハントリーが先発する可能性があることを踏まえればなおさらだ。

ユルゲンズは月曜日に自ら脳しんとうの症状を申告しており、レイブンズがアトランタ・ファルコンズと対戦するシーズン第5週の試合を前に、脳しんとうプロトコルに入っている。

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