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リーグがQBハーツの医療対応においてイーグルスを全面支持

2026年10月21日(水) 14:55

フィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツ【Todd Rosenberg via AP】

NFLのチーフメディカルオフィサーであるアレン・シルズ医師が、現地20日(火)にフィラデルフィア・イーグルスによるクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツの医療対応を強く支持した。リーグはこれに先立って声明を発表し、一連のプロセスを通じてリーグ関係者がイーグルスの医療スタッフ、およびロンドンのクリーブランド・クリニックと連絡を取り合っていたと説明している。

シルズ医師はリーグの秋季年次ミーティングで「イーグルスのメディカルスタッフと、彼らの状況への対応を、完全に信頼している。彼らの対応は非常に慎重で、患者を第一に考え、各段階で細心の注意を払っていた」と話した。

「今回の結果をもって、一連の過程に誤りがあったと言うことはできない。医療では時に、すべてを正しく行っても病状が進行したり、何かが起こったりすることがある」

「今回の場合、全員が極めて慎重に対処し、細心の注意を払っており、アスリートでなければ診断されなかった可能性のある症状についても迅速に診断を下していた」

左ふくらはぎに発生した血栓が肺まで移動したハーツは、故障者リザーブ(IR)リストに登録され、今季の残る試合を欠場する見込み。イーグルスと、ハーツの代理人であるニコール・リンは月曜日に、ハーツが深部静脈血栓症と両側性肺塞栓症を患っていると発表した。

NFLのエグゼクティブバイスプレジデントであるジェフ・ミラーは月曜日に報じられたハーツの先週の動きについての「十分な情報に基づかない憶測」に異議を唱えている。

「ジェイレン・ハーツはホテルに戻り、一定時間の睡眠を取ってからスタジアムへ向かった」と説明するミラーは、ハーツの睡眠時間が7時間から8時間ほどだったと推定している。

「イーグルスのスタッフとも話し、現地でこの件について観察していた関係者に確認するとともに、この件にかかわった独立系の病院および医師の話も聞き、一連の経緯を完全に理解できたと思っている」

シルズ医師によれば、リーグと選手会は血栓について毎年調査し、発生状況を追跡しているという。ハーツの病状については、本人のプライバシーを理由に詳細にわたって触れることがなかったものの、血栓の治療では複数の要因を考慮する必要があるとシルズ医師は繰り返し強調している。

ハーツは今後、血液を固まりにくくする薬による治療に移行する。薬の服用が終わるまで、あらゆるフットボール活動への参加が認められない。

ハーツは練習後にメディカルスタッフに症状を伝えてから3日後にあたる10月11日に、ロンドンでジャクソンビル・ジャガーズ戦に出場。当初、ロンドンの専門医は左ふくらはぎの表在静脈血栓症と診断していた。

「ロンドンではきわめて注意深い対応が行われ、慎重な治療が施されるとともに、最先端の画像検査も実施されたと思う。対応のタイミングや判断についても、私は大きな信頼を寄せている。関係者全員が最大限の注意を払って行動したと考えている」とシルズ医師は述べている。

5分以上にわたった冒頭の声明で、シルズ医師はあらゆる判断においてフットボールより医療を優先すると強調。

「外部からの要因があったとか、われわれの医師の誰かが選手を危険にさらすようなことをしたという考え方は、まったくのナンセンスだ」とシルズ医師は語った。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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