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コルツDTバックナーがトレードで49ersへ、2027年4巡目指名権と引き換え

2026年10月28日(水) 11:50

インディアナポリス・コルツのディフォレスト・バックナー【AP Photo/Stacy Bengs】

ディフェンシブタックル(DT)ディフォレスト・バックナーの願いはかなった。インディアナポリス・コルツによる選手放出の動きが加速している。

コルツがバックナーをサンフランシスコ・49ersにトレードし、見返りとして2027年NFLドラフト4巡目指名権を手にした。『NFL Insiders(NFLインサイダー)』のアダム・シェフターとイアン・ラポポートが現地27日(火)に報じている。

報道後、コルツもこのトレードを正式に発表した。

以前から2勝5敗のコルツにとどまることに不満を示していたバックナーが、一転して6勝1敗で地区1位のチームに加わることになった。49ersは2016年にドラフト全体1位でバックナーを指名したチーム。2020年、49ersは1巡目指名権との交換でバックナーをコルツにトレードしていた。

32歳のバックナーの他に、ガード(G)クエントン・ネルソンもコルツからNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区のチームへ移っている。ネルソンは同じ火曜日にシアトル・シーホークスにトレードされた。

地区優勝とスーパーボウル進出を懸けて49ersとシーホークスが戦力増強に努める一方、先日にジェネラルマネジャー(GM)クリス・バラードを解任したコルツは、ドラフト指名権の確保を進める。昨年、バラード元GMはドラフト資本を注ぎ込んで大勝負に出ていた。

2027年のドラフト1巡目では指名権がない(ニューヨーク・ジェッツにトレード)コルツが、バックナーとネルソンのトレードによって、2027年3巡目および4巡目指名権と、2028年5巡目指名権を手に入れた。6年連続でのレギュラーシーズン敗退の可能性が高まる中、ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラー、ディフェンシブラインマン(DL)グローバー・スチュワート、ワイドレシーバー(WR)ジョシュ・ダウンズの名前もトレード候補としてうわさされている。コルツの動きは、まだ終わらないのかもしれない。

コルツが最後にポストシーズンに進出したのは、2020年シーズンだった。バックナーがチームに加入した年だ。

ハワイ出身でプロボウルに3度選出(49ersで1回、コルツで2回)されたバックナーは、2026年の7戦すべてに先発出場し、タックル31回とサック4回をマークした。現在は2年4,600万ドル(約72億6,287万円)の契約の最終年となっている。

バックナーの加入によって、負傷者が相次ぐ49ersが抱える問題の一部が解決されるはずだ。ディフェンシブライン上ではスターパスラッシャーのニック・ボサが今季は2試合の出場にとどまっており、新人ディフェンシブエンド(DE)ロメロ・ハイト、2025年のドラフト1巡目指名選手であるDEマイケル・ウィリアムズ、そして新人グレイセン・ハルトンも負傷している。

ケイオン・ホワイトのサック3.5回がチーム最多となっている49ersのフロントに、バックナーがパスラッシュの力強さを加える存在となる。2016年ドラフト1巡目指名の選手がチームに戻ってくることは、49ersにとって歓迎すべきことだろう。

一方、コルツは11月10日(火)となっている2026年シーズンのトレード期限を前に、2027年に目を向けている。まだトレードが活発になる時期には早いが、暫定GMのエド・ドッズと首脳陣らは、未来に向けた再構築と、そのためのドラフト指名権確保を進めている。

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