ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド（TE）ロブ・グロンコウスキーはチームメイトのTEマーテラス・ベネットがその活躍に見合った額の提示を受けてほしいと主張する。

グロンコウスキーは先週末、『ESPN.com』を通じて「マーテラスには適正な額をもらってほしい。タイトエンドがちゃんとした評価をされれば、この業界全体にとっても良いこと。このポジションにいる選手にとってプラスだし、タイトエンドがより成長するチャンスにつながる」と語った。

ベネットはリーグ新年度となる3月9日（木）にフリーエージェントとなりそうだ。

もしベネットに多額の提示がなされるとすれば、それはおそらく他のチームからのオファーになるだろう。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが以前に報道した内容は、ペイトリオッツがベネットに対して1年700万ドル（約7億9,000万円）を提示し、ベネットがそれを断ったというものだった。今後、この金額がベースとなって交渉の場が持たれるだろうが、ペイトリオッツはグロンコウスキーに支払う年間900万ドル（約10億円）よりも多い額をベネットに提示するのをためらったのだ。

一時はチームのお荷物と揶揄（やゆ）されたベネットも、今となってはそのイメージを完全に払しょく。実際、シカゴ・ベアーズがベネット獲得に乗り出したこともある。今やその実力は他のチームも認めるところだ。TEベネットにはオープン市場で適正な実力に見合う金額が提示されてもいいのではなかろうか。