ダラス・カウボーイズのクオーターバック（QB）トニー・ロモは先シーズン、全試合を通してたった1シリーズのみの出場だった。

第17週のフィラデルフィア・イーグルス戦で初登場したロモは１ドライブで29ヤード、4回中3回のパス成功、1タッチダウンを記録。ワイドレシーバー（WR）デズ・ブライアントへのロングボールはパスインターフェアを誘発し、チャンスを生み出した。ロモは一瞬だが、華麗なプレーを披露してくれた。

このポゼッションによってロモにはボーナスが与えられる。それも、今後一生見ることのないような少額だ。先シーズンのロモはカウボーイズのスナップ全体の0.47％をプレー。リーグの成績に基づいた支払いシステムによってロモは64ドル11セント（7,275円）のボーナスを受け取った。一瞬で消えてしまいそうな額である。

リーグ全体を見回しても、ロモのボーナスが最少額にあたる。対照的に、先シーズンの全試合で先発出場を果たしたチームメイトのQBダック・プレスコットはチーム全体スナップ数の67.49％を占め、35万4,544ドル57セント（4,023万172円）のボーナスを獲得。プレスコットはリーグ全体で2番目に高額のボーナスを付与された。

ちなみに、最高額ボーナスを受け取った選手はアトランタ・ファルコンズのコーナーバック（CB）ブライアン・プールで、そのボーナス額は37万1,783ドル11セント（4,218万6,230円）だった。