ヒューストン・テキサンズは今シーズンをタックル（T）のデレック・ニュートン不在で戦うことになる。だからこそ現地16日（火）、テキサンズはその穴を埋めてくれるだろう元ニューヨーク・ジェッツのライトタックル（RT）ブレノ・ジャコミニを獲得した。ニュートンはテキサンズが敗戦を喫した昨年10月のデンバー・ブロンコス戦で膝蓋腱（しつがいけん）を2本損傷している。

ジェッツ時代に3シーズンで37試合に先発していたジャコミニは今年2月に同チームから放出された。身長約2mで体重約144kgの同選手は2014年と2015年にジェッツオフェンシブライン（OL）の支柱的存在だったものの、先シーズンは背中のケガもあって5試合の出場にとどまっている。

膝の手術を受けたニュートンが2017年シーズン全てをリハビリに費やすことが判明したテキサンズにとって、先発RTの補強が急務だった。先シーズンにニュートンの代役を務めたベテランのクリス・クラークや2017年ドラフト4巡目指名のジュリアン・ダベンポートがうまく機能しなかった場合、ジャコミニがチームの頼みの綱となる。