ダラス・カウボーイズが開幕戦にまた１人の欠場者を抱える可能性が浮上した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはカウボーイズのディフェンシブエンド（DE）デイビッド・アービングがリーグ規範に違反する運動能力向上薬（PED）の使用によって4試合の出場停止処分を受けたと報じた。これは本人が契約を交わしているサプリメントが事の発端であったともラポポートは指摘している。

『105.3 The Fan in Dallas（105.3ザ・ファン・イン・ダラス）』のマイク・フィッシャーが最初にこのニュースを報じた。

ラポポートによればアービングはこの処分に対して不服を申し立てているとのことだ。

昨季のアービングはシーズンが終盤に向かうにつれてその実力を発揮し、チームベストのパスラッシャーに輝いた。先シーズンは12月の2試合3サックを含む4サックを計上している。

DEタコ・チャールトンを2017年ドラフト1巡目で指名したカウボーイズは、故障明けのDEデマーカス・ローレンスの完全復帰にも期待している。とは言え、アービングへの処分が覆らない場合、層の薄いカウボーイズのディフェンスラインが大打撃を被ることは間違いないだろう。