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カウボーイズRBエリオットの控訴審は2日目に持ち越し

2017年08月30日(水) 12:13


ダラス・カウボーイズのエゼキエル・エリオット【AP Photo/Michael Ainsworth】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地29日(火)、ニューヨークで行われているダラス・カウボーイズのランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットの控訴審が2日目に持ち越すようだと伝えた。

29日に始まった控訴尋問は10時間にもおよんだものの、30日に持ち越しとなり、翌31日まで続く可能性もあるようだ。これはラポポートが『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』の中で伝えていたもの。エリオットは控訴審の執行官であるハロルド・ヘンダーソンによって尋問を受けている。エリオットは今後、宣誓の下で証言を行う予定だと同レポーターは伝えている。

エリオットはNFLが規定する個人行動規範に違反したとして今月11日に開幕6試合の出場停止処分を言い渡されている。これはエリオットが起こしたとされる元恋人のティファニー・トンプソンさんに対する暴力事件に関し、NFL側による1年以上におよぶ調査を経ての制裁だった。

NFLネットワークのトム・ペリセロが伝えるところによると、エリオットに対する6試合の出場停止処分は昨年7月にトンプソンさんによって訴えられた暴力事件の調査結果のみを反映したものとのこと。NFLが発行した声明の中ではリーグによって集められた専門家らが2016年7月16日の週にエリオットが複数回にわたり、トンプソンさんに暴力を振るったとされる相当かつ説得力のある証拠があったとの見解を示したことが明かされている。

22歳のエリオットはこの訴えを否定しており、この件に関してこれまでにエリオットが逮捕、または、制裁を受けたことはない。

仮に一度言い渡された出場停止処分がそのまま実行となれば、エリオットは9月2日(土)からチーム練習に参加不可能となり、第8週となる10月29日(日)のワシントン・レッドスキンズ戦までは試合出場も不可能となる。