マイアミ・ドルフィンズは現地19日（火）、ラインバッカー（LB）ローレンス・ティモンズを無期限出場停止にすると発表した。

今オフシーズンに2年1,200万ドル（約1億3,800万円）でサインしたティモンズはチームの開幕戦となるロサンゼルス・チャージャーズ戦に姿を見せなかった。同試合前、チームのスポークスマンは『NFL Network（NFLネットワーク）』のスティーブ・ワイチに対し、ティモンズの不在はチームやフットボールが原因ではないと明かしていた。南カリフォルニアでのチーム練習には全て参加していたティモンズだが、チームに帯同してスタジアムに移動することはなかった。

ヘッドコーチ（HC）のアダム・ゲイズはチャージャーズ戦後、この件についての詳細なコメントは控えたものの、ティモンズは自分の判断によってプレーさせなかったことを明かした。

ゲイズHCは地元紙『Miami Herald（マイアミ・ヘラルド）』に対して「これについては正式発表する前にちゃんと整理しなくてはならない」と語っている。

NFLネットワークのマイク・ガラフォロは19日、『Up to the Minute（アップ・トゥ・ミニット）』の中でティモンズは試合に欠席した理由をチームに説明したようだと伝えた。

ガラフォロは「チームはティモンズの欠席理由について話を聞く姿勢を見せ、その後に詳細を調べた結果、公式戦を欠席する理由としては不十分だと判断したようだ」と伝えた。

チームはティモンズに“無期限”の出場停止を言い渡してはいるが、団体協約上、チームが選手を出場停止にできるのは最長でも4試合までであるとガラフォロは指摘する。

2007年にピッツバーグ・スティーラーズからドラフト1巡目の指名を受けたティモンズはキャリア通算で35.5サックを記録。2010年以降、スティーラーズのティモンズはレギュラーシーズンの全試合に先発出場していた。

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